昨日は卒論発表会でした。K村君、K寺君、ご苦労様でした。これまでの練習のどれよりも素晴らしい出来だったと思います。さあ、あとは論文を仕上げましょう。
ヒラメの放流調査が順調で噂を聞きつけた各方面から反響があります。種苗(厳密には小型成魚ということになりますが)の移動・分散過程、個体群構造につっこんでいける仕事になると思いますので、出来るところは共同研究に展開できれば。ある試験場からの問い合わせで30個体放流して8個体の回収は驚きの結果だという事でした。津軽海峡で2000年に標識放流調査したときは21個体放流で10個体回収だったなぁ。確かに回収率はよいと当時も感じていたが、今となってはこのくらいは期待してしまっているわけです。もちろん、この回収率を揚げるプロセスとノウハウはありますが。種苗の簡易標識による回収率は1%に満たないもんな。報告率とタグの脱落率、それに自然死亡率に大きく差があるのでしょう。
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