月曜日, 4月 22
流れ藻・藻場モニタリング調査(五島灘・天草灘):練習船鶴洋丸にて
先週はG研、K端研と合同で五島灘・天草灘で流れ藻と藻場の調査に行きました。
ほぼ10ヶ月ぶりの鶴洋丸航海です。天候はあまり良くなく時化ることも予想されました。
初日(16日):まず天草灘へ。G研の藻場調査のために沿岸に測器を設置。これは金曜日に回収します。その後、K端研が先々週に海に放流(?)した流れ藻モニタリング装置(右の画像)の回収作業。1台は衛星送信機が不良のようで、位置情報を通報しなくなっていたので一刻の猶予無く探索の必要がありましたが、無事に予定の2台を回収。
2日目(17日):H谷川君の流れ藻採集調査。彼がおなかいっぱいなるほど、たくさんのサンプルを集めることができましたwwもじゃこ(ブリの稚魚)も多数採集できました(画像)。もじゃこはサイズにバリエーションがありなかなか興味深い。それ以外にもハナオコゼなど多数採集できました。
夜の調査ではトラブル発生。潮流が速く、ノルパックネットが船底から船尾方向に引き込まれて、船のプロペラに絡まってしまいました。幸い、鶴洋丸は2軸なので、1軸で沿岸まで戻り、この夜は錨泊となりました。
3日目(18日):朝から、ペラに絡まったネットを外す作業。K端さん、Gさんが潜水し、あっというまに外せました。幸い、運航には支障なさそうとのことで、この日は残りの2台の流れ藻モニタリング装置を回収作業。五島灘を北上する装置をあっというまに回収できました。装置には、各種測器の他に動画カメラ(GoPro)とデジカメが搭載されていますので、漂流する流れ藻に蝟集する魚を映像に納めています。面白い画像が撮れてこれがなかなか興味深い!
4日目(19日):朝からG研の測器を回収して、予定を1日早めて帰港となりました。
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