福島県にヒラメの回遊生態調査に来ています。
バイオロギングを用いた行動追跡です。
今日は福島県水産試験場にて、ヒラメにデータロガーを取り付ける作業を実施しました。
福島県常磐沖で捕獲した88個体のヒラメにデータロガーを取り付けました。朝から開始して、作業は夕方暗くなるまで続きました。くたくたですが、作業は順調に終了しました。
データロガーは水深と温度を5秒間隔で2年間記録します。
ヒラメは春から夏の産卵期には沿岸近くの浅場に移動し、冬には深場に移動する深浅移動すると考えられていますが、果たしてその通りでしょうか。東北太平洋の沿岸域にはたくさんのヒラメが生息していますが、南北回遊している可能性もあります。
現場で様々な臨機応変の対応が求められましたが、なんとかクリアしながら進めました。
久々のヒラメへのタグの取り付け作業でしたが、特に問題もなく終わりました。はじめてバイオロギング調査に参加したK野君もN塚さんにノウハウを教えてもらいながら、10個体にデータロガーを取り付けました。
明日は標識ヒラメをいわき市の沖合に放流します。夜になって風が強くなってきましたが、早くヒラメを海に帰してやりたいところです。
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1 件のコメント:
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。
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