水産物の需要が高まるなか漁業資源の持続的利用は急務である。これまで生態研究は野外採集調査が中心だったが、昨今注目を集めるのが飼育実験やバイオロギング技術の活用だ。これらを併用・比較することで個体の繁殖特性や繁殖生態の環境応答といったこれまでの弱点を補えるかを検証し、新しい研究の創出をめざした意欲作。
(2013年3月中旬刊行予定)
<水産学シリーズ175>
漁業資源の繁殖特性研究-飼育実験とバイオロギングの活用-
が発刊されます。
3,780円のところ、著者割で3,000円で事前予約できます。
下記に情報を記載しますので、お近くの著者の方にお申
込み頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
http://www.kouseisha.com/02_fisheries/1298_9.html
編者 : 栗田 豊・河邊 玲・松山倫也 編
ISBNコード : 978-4-7699-1298-9
サイズ : A5判/並製/150頁
定価 : 3,780円(本体3,600円)
発行年月日 : 2013年3月15日
目次:
まえがき
I.繁殖特性パラメータとその活用
1章 繁殖特性パラメータの資源評価への活用(渡邊千夏子)
2章 繁殖特性パラメータの生活史モデルへの活用(伊藤進一)
II.飼育実験とバイオロギングによる繁殖特性研究法
3章 飼育実験を用いた繁殖特性研究(松山倫也)
4章 バイオロギングを用いた繁殖に関連する行動研究(河邊 玲)
III.飼育実験による繁殖特性研究例
5章 ヒラメ産卵形質の出現持続時間と水温の関係(栗田 豊)
6章 カタクチイワシの成熟・産卵量調節機構(米田道夫・北野 載)
7章 飼育下におけるサンマの産卵生態(巣山 哲)
IV.バイオロギングによる繁殖に関連する行動研究例
8章 産卵期におけるヒラメの遊泳行動(安田十也)
9章 ブリの回遊パターンと産卵場の推定(井野慎吾)
10章 マダイのエネルギー収支(光永 靖・安田十也)
用語解説
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