土曜日, 5月 31


金曜日は朝からヒラメ論文用の教科書読み。昼食はT田さんとF川君と大勝軒へ。私は野菜もりそば、何も知らないF川君は大盛り盛りそば。T田さんはもりそばを試していました。いつもながら旨かったです。さっと茹でたキャベツともやしが入っていて、スープとよく絡んで旨かったですね。
午後からは少し論文を再び執筆。イントロとディスカッションを行ったり来たり。夕方、水研に。K吾さんのところで文献を複写させてもらい、VPAについて少し教えてもらいました。

今日は1日、家事を時々やりながら、宮脇俊三の本に没頭しました。大好きな作家の一人です。

夜は家族で蛍鑑賞。子供の時以来ですね。長男坊がずいぶん喜んでくれました。

木曜日, 5月 29

朝からヒラメ論文用の参考文献になる教科書をがしがし読みました。もう一点、なんとか考察に加えたいところなのですが、トピックが数カ所に及び散漫になる危険性も。まあ、勉強にはなっています。みなで輪読でもしたいところなのですが、そんな悠長な事も言ってられない状況。

昼食後、ちょっと散歩がてらウォーキング。水試、センター裏、水研裏と回って、表通りに戻ってセンターまで戻りました。昨日、結構な雨が降ったので裏の砂利道は水たまりが。今日は天気が良かったので、気分転換になりました。

午後はまず、回収できていないタグの設計について、関係者で集まって問題点の洗い出し。「これは大丈夫だろう」と思う点も疑う事が重要ということで、かなり疑ってかかりました。来週水曜までに次の改良品をF川君に提案してもらって、再び議論する事に。これで6月に調査するかどうか決めます。

午後から夜までずっと教科書読み。ちなみに今日もタグの浮上は確認できず。いよいよ厳しいな。

水曜日, 5月 28

朝からヒラメの論文読みに没頭。昼前から書類書き。午後から引き続き書類書きして、午後過ぎから文教へ。連携融合の会議。会議は2時間、様々な議論がありました。まあ、議論と言うよりは意見を出し合ったと言うところが適当でしょうか。まあ、これまでこういう機会があったわけでないですから、進歩と言えば進歩ですか。危機感を煽るばかりではモチベーションは下がってしまうので、まあ、自分の研究だけやりたいと思ってしまいます。I松先生ご苦労様でした。

夕方からは秘密の会議。こちらは大変な事になりそうです。

火曜日, 5月 27

午前中から三機関関係の会議。お昼前まででした。その後、ヒラメの論文用の文献検索に勤しみ、昼食後に文教へ。W田先生と生物海洋学の講義について打ち合わせ。その後、センターのオープンラボで再び文献検索と論文読み。夕方前から教養セミナーの講義へ。今年の私の担当の学生さんは割と自己主張する人が多く、議論をしてもらってもとても楽しいですね。現在はテーマ決めの段階ですが、思わぬ方向へ。

センターに戻って、再び論文読み。明日の会議用の書類作りは進まず。

今日も放流したタグの浮上は確認されず。厳しいな。

月曜日, 5月 26

午前中講義,午後からいくつかの書類書き.夕方から,ようやく時間が取れて,ヒラメの論文検索.時間はあっという間に20:00.ということで1日は終わりました.

今日は装着したタグは浮上せず.

日曜日, 5月 25

先週月曜からタグ回収と海洋観測を鶴洋丸で。出港時は海況多少悪かったですが、なんとか壱岐・郷ノ浦まで。翌朝(火曜)朝から、1台目のタグが浮上予定で待ちました。待てど暮らせど、タグは浮上せず(つまり、衛星が電波を受信していないために位置情報が配信されない)、夕方浮上予定の2台目も浮上が確認できず。水曜日は海況が回復したために、タグの浮上を待ちながら、観測を先にする事に。五島北から対馬南の定線を観測して、その後、西側のラインへ。西側のラインも順調に観測を済ませて、その日は上五島の有川に錨泊。翌日はさらに西の定線を夕方まで観測して、再び壱岐郷ノ浦へ。最終日の金曜日。タイムリミットの15時まで郷ノ浦でタグの浮上を待ちましたが、浮上は確認できず。鶴洋丸での回収は諦めて、三重に帰港。

船の皆様には予定がなかなか決まらない航海の中、大変お世話になりました。しかし、なぜタグは浮上していないのだろうか?考えられる可能性を。

(1)衛星送信機の不良→魚にタグを取り付ける前に受信を確認しているので可能性は極めて低い。
(2)切り離し器の不良→これが一番怪しいかも知れない。2台使っているが、2台とも同じLOTで出ている。また、以前にも切り離しが作動せず、魚からケーブルタイが抜けて浮上した事があった。
(3)タグ取り付け時のミス→切り離し器は標識魚が確保できた段階で結線して結線部をエポキシで固める。結線部に問題はなかったか?

回収が可能になると、消耗品となる発信器等をのぞいてロガーは使い回しが可能となる点が利点。しかし、今回のように回収出来ないような事態になると全ての測器を失うので経済的な損害が大きいばかりでなく、ロガーを失う事でその後の調査も不可能になる。衛星送信機は海面浮上後に電源がONになるのだが、電波発信機は6月20日前後が電池のリミット。それまでに浮上してくれる事を祈るしかない。

魚に切り離し器を使う場合、標識魚が捕獲できた段階で結線するしかないので、タイマーの作動をマグネットスイッチで電源をONにできるのがベターであろう。(3)の事態は回避できる。

しばらく何とも言えない悶々とした日々が続く事になる。数週間以内で浮上してくれる事を祈るしかない。

金曜日, 5月 16

昨日今日と対馬海峡では漁模様が芳しくなく、標識魚の捕獲を依頼している浮延縄船では二日でサバ1個体しか捕獲できなかったとのこと。こればかりは仕方がないが、調査船の日程も決まっているし、最終日の明日は祈るような気持ちです。一方、五島西の曳縄船は漁模様が好調とのこと。1-2kgのサイズを300kg程度漁獲したとのこと。五島から西へ、EEZラインまで5マイル程度の海域だそうです。シイラも、標識が装着可能な大型はまだ捕獲できていないようですが、最大で70cmの個体が20個体程度は捕獲できている様子。食性調査用のサンプルは順調なようです。対馬で獲れなくて、五島西で漁場となっているのが現況ですね。明日なんとか対馬でクロマグロが捕獲できると良いですが。K葉さん、頼みます。

私も船に乗って、調査に行きたい。曳縄、楽しいだろうなぁ。

木曜日, 5月 15

午前中から午後にかけてヒラメの論文に没頭。今日もイントロと考察を行ったり来たり。久々に少し時間がとれているのでこの機会に進めてしまわないと。

午後過ぎからN塚君と卒論の打ち合わせ。まずはデータをみての感想を聞きました。教育実習などでしばらく不在になるようなので、その間のミッションを指示しておきました。

昨日から五島と対馬で標識放流調査中ですが、対馬では今日はクロマグロは放流できなかった模様。そろそろ五島組も帰港してくると思うのですが、どうだっただろうか?結果が気になるところ。早めに帰宅して家で書類作成をやることにしよう。

水曜日, 5月 14


昨日、文教への道中、ふと思い立って昼飯に大勝軒に出かけた。もちろん、もりそば730円を「大辛」で注文。大辛は唐辛子が大量に入って辛いというわけではない。普通(池袋大勝軒より甘めにした九州仕様?)、辛(池袋大勝軒の普通仕様の辛さ)、大辛(池袋大勝軒の辛さ)。醤油辛いという感じ。説明は大変難しい。スープは豚骨と鶏ガラ、それに魚介が合わさって、酸味がきいている(これがポイント)。麺の量は他店の並の2-3倍はありそうだが、酸味の効いたスープのおかげで苦労せずに食べられる。特に指定せずに注文すると水で洗った麺が登場する。これからの季節には良いかもしれないが、食べるうちにスープがだんだんと冷めてくるのが残念なので、私は「あつもり」にしてもらっている。これだと熱々の麺が出てくるのでスープが割と冷めにくい。月に2回ほど通いたい店。この味とスタイルは長崎では受け入れられにくいかもしれないが、本店の味で勝負してもらいたいと思う(「長崎味」があるのだが、食べたいと思えない)。
しばらくブログも途絶えたが、ブログ書く暇もないというより、書く気になるようなことがないと言った方が正確かもしれない。雑用は相変わらず多いのだが。これは大学だけに限ったことなのかもしれないが、職務区分が実に不明瞭。何も考えないでどんどん引き受けているとそのうちに事務屋になってしまうほどだ。私の現在の職は任期制であるので、更新時を迎えて審査が入り、「論文数が不足していますね」とか、「学生教育が不十分ですね」と言われて、「いや、雑用(事務仕事)は結構こなしたんですけど」と言っても全く受け入れられないだろう。たぶん、「あなたは教育(研究)職員ですよね」と言われるのが落ち。三機関連絡会議の事務部会に出ているが、大学以外の両機関は出席者に研究者はいない。職務区分とは何だ。まあ、仕事ができる人間にしか仕事は流れてこないのだろうが。これでは困る。

昨日は午前中、ヒラメの論文書きに没頭。考察とイントロを行ったり来たりして、ブラッシュアップしているところ。もう少しもう少し。午後はG先生のセミナーに参加(文教へ)。ずいぶん長いゼミだったが(苦笑)、大型藻類の機能性を生物と物理の境界領域で解明するという大変おもしろい仕事だと思った。でも、うちの学生には難解に映るんだろうな。彼のような仕事はこれからどんどん日の目を見ると思う。というか、数理(モデル)を使って出口を見いだす仕事は生態ではもちろんのこと水産でもますます重要になっていくだろう。

さあ、仕事しよう。

金曜日, 5月 9

4月から着任されたW田先生がセンターを訪問してくださいました。「生物海洋学」の講義をどのように進めるかについて相談しました。打ち合わせの後は研究の四方山話。将来的に何かコラボレートできると良いような話になりました。私も地力をためましょう。

午後から、お隣の水研へ。O下さんにお招きいただき、F川さん、T田さんにそれぞれシイラ、クロマグロの昨年の成果を紹介してもらいました。シイラ・クロマグロに関する有益な知見を提供していただくとともに食性調査等について良いアドバイスがいただけました。

私自身の興味が、遊泳・回遊・採餌等ですので、どうしても行動調査をメインにすえて研 究を進めることになります。結局は生活史の背景となるもっとも基本的な年齢・成長・食性等のデータが必要になります。こういう研究の進め方は邪道だと思いつつ、つい興味から行動データありきになってしまいます。近年の環境変動は、高次捕食魚類の回遊機構に少なからず影響を与えていると推定しています。それもこれも餌生物となる小型浮き魚等の分布様式に連動しているのだとみています。

シイラとクロマグロ未成魚の調査に関しては、行動データを定点で季節的・経年的に捉えて、変化をみてみるところからスタートしました。シイラについては1年目からおもしろいデータがとれつつあるとの自負はあります。今年は行動データを蓄積しつつ、食性の季節変動の有無をさらに検討してみたいと思っていましたが、今日、O下さんはじめ皆さんにご意見伺って、的外れでないことが確認できて安心しました。特に夏になると昼夜で遊泳様式を変化させますので、なんとかサンプルを昼夜で集めて、「餌生物の種」、「捕食時刻の推定」、「餌生物の季節変動の有無」あたりに焦点を絞って、皆でさらに進めていきます。

良い午後でした。

木曜日, 5月 8

昨日はT田さん、F川君と日帰りで上五島の有福島の若松漁協に出張。シイラの行動調査の調査依頼と打ち合わせが目的でした。

朝、7:40に大波止発の五島行きのジェットフォイルに乗り込み、福江島を経由して上五島の奈良尾港へ。港には県の水産普及センターのN井さんが来てくださいました。N井さんとともに若松漁協へ。漁協前ではちょうど定置網漁船が入港したところのようで、魚が多数水揚げされていました。マアジ、ゴマサバ、ヒラメにマダイにトビウオも混じっていました。漁協ではY田参事と曳縄漁師のT山さんに対応していただきました。話はこちらの予想以上に進み、来週の調査に協力していただけることになりました。

お昼をすませて、上五島の水産業普及指導センターへ。所長にご挨拶して、しばしおじゃましました。夕方に奈良尾港に戻り、再びジョットフォイルに乗り込み長崎へ。今日は良い話ができました。皆さんお世話になります。しかし、五島の海は美しかったなぁ。

今日は雑用三昧で書くことは何もなし(まだ渦中)。

土曜日, 5月 3

今日はセンターの有志で有明に潮干狩り&BBQへ。我が家は全員参戦。Gさん家も全員参戦。S矢野先生は二日酔い明けで、T田さん、K原さん、A木さんプロデュース。学生も参戦。

島原新港の南側。干潮前からマテ貝狩り。2時間ほど皆で楽しんで、BBQに移行。飲んで食べて、話して、楽しい時間を過ごしました。しかし、夏のような日差しでしたね。帰りはT田さん、K原さんらと我が家で温泉へ。ぬるめの湯で日焼けでほてった後はとても心地よい湯でした。長男坊はK原さんにたいそう遊んでもらった様子。どうもありがとう。

だいたいGWは終わりですね。

金曜日, 5月 2

昨日今日と雑用に翻弄されました。

今月は対馬海峡・五島西海域でクロマグロ未成魚とシイラの遊泳行動調査をやります。昨年も同じ調査をやりましたが、時期が少し早い事と今年は水温の上昇が遅れている事からシイラの方は五島西の海域で調査をやります。県庁のA西さん、N井さんに連絡して、上五島・五島地区で調査に協力して頂けそうな曳縄業者を探してもらいました。上五島に脈のありそうな漁協が見つかって、7日に日帰りで調査依頼に行く事になりました。

来週は上五島出張と水研で研究の打ち合わせもあります。