宮城県塩釜市にヒラメの回遊生態調査に来ています。
バイオロギングを用いた行動追跡です。
宮城県は漁業が再開してきています。先週、刺網漁をしている漁業者さんにお願いして、ヒラメを集めてもらいました。そして、土曜日まで東北水研でヒラメを畜養して、データロガーを取り付けました。
日曜日に水研から塩釜港までロガーを取り付けた魚を運び、港で用船した漁船に魚を載せて、仙台湾に向けて港を出発です。
塩釜港を出ると松島の景色がすばらしいのですが、この日は時化ており、行きはあまり余裕もありませんでした。この時期、ヒラメがよく獲れる海域まで港から1時間ほど走って、現場に到着。
現場に着いてから、K田さんが船の生け簀から慎重に一尾ずつ魚を取り上げて、大学院生のN塚君が海面から放流しました。放流されたヒラメは海底に向けて自由落下していくようにまっすぐ落ちていきました。風は強く、うねりもありましたが、無事に調査を終えることができました。たくさんの標識ヒラメが再び捕獲されて、データを取得できることを祈りたいと思います。
帰りは松島の景色を海から眺めることができました。
塩釜港では、小底船や刺網船が入港して水揚げがされていました。
浜が早く復興することを願わずに折れません
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