先週末に帰国しました。毎日、夜明けから日没まで激しく揺れる小型漁船でマグロを追いかけてどろどろに疲れましたが、やっぱりフィールドは楽しい。9日間のクルーズで184個体のミナミマグロを捕獲しました。そのうち、54個体に超音波発信器を、28個体にアーカイバルタグを装着して放流しました。用意した発信器のうち13台を残しましたが、引き続いて調査するF岡さんに託しました。
夕焼けではありません。朝焼けです。戦い開始前ですね。調査の序盤戦での撮影で、中盤から終盤になってくると少しでも長く寝ていたいものですから朝焼けは拝めなくなります。
タグ装着時の動画をアップしておきましょう(というか、Bloggerでもいつのまにか動画がアップできるようになっていたんですね…しらんかった。しかし、動画がうまく再生されません。Youtubeを使ってみましたが、うまくみれますかどうか)タガーはカウンターパートです。私は記録係兼雑用係といったところでしょうか。トローリングしてマグロを捕獲するのですが、マグロが仕掛けにヒットするとすぐに竿釣りを試みます。餌を流しながら、ポールで水面を激しくたたきます。うまくするとマグロが船に’付きます’。そうすると後は魚がいなくなるまで釣り堀状態になり、効率よく、タグ用の状態の良い魚を確保できます。このときは2時間で100個体程度釣り続けたでしょうか。そうして釣られた魚はデッキにしかれたマットレスからタギングクレイドルへ運ばれて、標識装着に供されます。装着時間は1分半程度でしょうか。動画はアーカイバルタグの装着を映したものです。
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