一昨日から福島の施設をお借りして、ヒラメの産卵行動実験。直前の準備がばたばたで、実験機材を現場向けにあらかじめ発送することができずに、全て持って行くことになる始末。搭乗前になんとか薬品類などもクリアされて、しかもエキストラの料金も取られずに一安心。乗ってしまえばこっちのもの。羽田からは、N大のW辺君と合流して陸路福島へ移動。
昨日は2個体の産卵雌親魚と雄親魚にロガーを装着。K田さんが実験に駆けつけてくださり、カニューレはベテランにお任せ。すごい技術を目の当たりにして感激。我々のロガ-取り付けについても、素早い仕事に感動してもらえた様子。いやいや、よい共同調査ですよ。施設のK田さんにも魚の取り上げにご尽力頂きました。カメラを水槽周りに4台設置して、準備完了。
今朝、卵の採集用のネットを確認してみると、卵が見つかり、一同で感激。ロガ-付けても産むとは、幸先がいい。すぐに卵を採集・固定する。こちらは後でK田さんに標本を観察してもらい、産卵時刻を推定してもらう。これまた大事な作業。陸上からの映像記録は大変難しい。水中カメラの借用をS工研に問い合わせたところ、貸して頂けることに急遽、午前中から貸してもらいに行った(T尾さん、S田さん、お世話になりました)。往復500kmの移動。夕方に戻り、皆でカメラの設置。照明は使わないが、日没は4時半なので、4時過ぎからは撮影可能。
明日も朝から仕事です。楽しい楽しい。
↓疲れている私を元気付けて。
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2 件のコメント:
上手くいっているようで何よりです。
カンモンハタ君にも産卵していただきたいものです。
今のところうまくいっていますが、産卵行動を映像に残さないといけないので、まだまだ実験成功というわけではありません。
かっつんもがんばれ。
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