火曜日, 4月 24

【東京開催】長崎大学海洋環境科学情報発信シリーズ 「海と地球と人と」



いま考える東シナ海の未来
~その知られざる魅力と忍び寄る環境危機~

基調講演「海・生物・環境を考える」養老孟司 氏 ほか
日時:5月16日 12時40分~16時30分
開場:12時00分(予定)
会場: 東京・大手町 日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7)
主催:長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
共催:日経ナショナルジオグラフィック社
受講料 無料(事前登録制)
詳細・受講登録は以下をご覧下さい。
http://mg.jimu.nagasaki-u.ac.jp/smart/eq.asp?U=0000005009004058121

東シナ海は、日本にとって最も重要な海洋資源の一つです。
しかしその環境は大きく 変動し、生物資源も急減しています。
私たちがこの海域を、またその資源を持続的に 利用するために、
今こそ東シナ海の現状を見つめなおし、その将来を考えることが必要です。
環境を保全し、生物多様性の維持を目指すためには、東シナ海の現状に対する沿岸国の共通の理解と改善に向けた取組みが必要不可欠であり、国境を超えた研究の推進と人材の育成が重要になります。
それこそが、東シナ海の未来を、また海洋立国日本の未来を救う礎となるでしょう。

本講演会では、東シナ海の「魅力」と変動しつつあるこの海域の「環境」や「資源」の現状を広く伝えるとともに、海洋環境をどのように回復・保全するか、海洋生物資源を持続的に利用するには何が必要かを討議します。






↓応援してよ。
人気ブログランキングへ

月曜日, 4月 23

ヒラメの産卵を伴う遊泳行動抽出の論文


データロガーの深度時系列記録から、ヒラメの産卵に伴う遊泳行動をどのように抽出するかという論文を公表しました。
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1385110112000366?v=s5

論文は、Journal of Sea Researchという雑誌に掲載されます。

バイオロギングを用いて、産卵期のヒラメの深度記録をなるべく細かいサンプリングインターバルで記録しておけば、本論文で示している解析手法から、魚がいつ、どの深度・水温帯で産卵するか、その履歴を復元できます。
ヒラメをはじめとして我が国の水産重要魚種は、1産卵期中に複数回の産卵を繰り返す魚種がほとんどです。バイオロギングで産卵遊泳を記録すれば、産卵履歴を詳細に復元できるので、個体の産卵回数(将来的には産卵量)・産卵場・産卵期間を見いだすことができるようになります。

以下のような応用が可能となります。

1)過剰漁獲に陥っている魚種の産卵場・産卵期間の保全
2)栽培漁業で親魚養成が困難な魚種の産卵環境を見いだせる
3)海域への産卵量を高度に推定できる

水産学上の様々な困難な問題に展開される可能性を秘めています。




↓応援してよ。
人気ブログランキングへ

火曜日, 4月 17

明日から調査航海


明日から鶴洋丸で調査航海。五島灘で流れ藻の観測、天草沿岸で沿岸の藻場の環境計測。
今回はG先生、S倉先生とK端さんの調査のお手伝いです。
4年生は初めての航海のなので、いろいろとレクチャーしましょう。

日曜に戻ります。


↓応援してよ。
人気ブログランキングへ

日曜日, 4月 15

学術交流協定


海外のさる研究機関と学術交流協定を締結する準備を進めている。こういうのは偉い先生方の仕事と考えていたが、気がつくと私自身がそういうことを主体的に進める立場になっていることに自分自身が一番驚いている。

協定書の案をカウンターパートとやりとりしながら練っている。そのプロセスの中でいろいろと問題が発生するのだが、一番の問題は、先方はまず協定を締結してから具体的な共同研究などを進めたいと考えているのに対して、こちらは協定を結ぶだけの実績があるかどうかを求められるところで、ここに大きな違いがある。
S志郎の留学のことも絡んでいるので、なんとか6月上旬までに締結までの目処を立てたい。最初の山場は今週の研究科の教授会。



↓応援してよ。
人気ブログランキングへ

土曜日, 4月 7

新年度スタート


春の学会の後、少し休暇を取り家族と過ごしました。トレッキングに行ったり、楽しく過ごしました。

木曜日は新4年生の集合日。私の研究室には新たに3名の4年生が配属となりました。
まだ、みんな緊張気味。この緊張感がいい。緊張感を忘れずに時間を有効に使い、過ごして欲しい。

今年はどんな1年になるだろうか。新しいプロジェクトも始まるので気合いを入れて臨まないと。




↓応援してよ。
人気ブログランキングへ