月曜日, 6月 30

朝から文教で物理学基礎の講義。昨年までに比べて演習問題を増やしているので、講義のペースがつかめず、遅れ気味です。運動方程式まで終わりましたので、運動量、エネルギーと保存則までやって、だいたい試験ですね。

お昼前にセンターに戻って、実験の準備。今日は先週にロガーを取り付けたヒラメを水槽から取り上げて、ロガーからデータをダウンロードします。さて、どんなデータが取れていますか。(まあ、予想は付いているのですが)残念ながら1個体は死んでしまいましたが、残りの2個体からはロガーを取り外して、ダウンロード開始。遊泳に伴う尾びれ振動が綺麗に記録されていました。一般的に魚の尾びれ振動周波数が高まると遊泳速度は速くなります。ロガーの加速度計から遊泳時の尾びれ振動数が記録されますので、振動数から遊泳速度を推定することが出来ます。さて、ヒラメはどのくらいの速度で泳いでいたでしょうか。明日は今日、ダウンロードしたデータをつかって解析実習ですね。

夕方までで今日の実験は終わり、木曜日の生物海洋学の講義の準備。先週、今週と完全に講義三昧。明日は実験が最終日。そして、教養セミナーです。

日曜日, 6月 29

お昼前からセンターへ。講義の準備とレポートの添削など、まあ、やることはあるわけで。

今日はペイロン大会だったんですね。しかし、センターの門扉の前には見物の人の車が止めてあり、やっとのことで車一台、通れる様な始末。あちらこちらでちょっと躾の悪い様子も。これでは来年もここで開催されることに賛成しづらくなります。

夕方まで仕事して帰宅。なんだか後味の悪い、午後でした。実験中のヒラメが1個体死んでしまいました。学生はがっかりするだろうな…

土曜日, 6月 28



今晩の我が家の次男坊です。一生懸命ご飯を食べますが、途中から遊び始めます(苦笑)でも、とにかく、意欲的です。最近は、自分の食器で遊ぶのがお気に入りです。

今日はお昼前から家族で小浜まで温泉につかりに行きました。貸し切り風呂で、リラックスできました。雨がひどかったですね。

木曜日, 6月 26

朝から生物海洋学の講義。今日はなかなか学生の反応も良かったように思いました。

昼前に戻って、来週の物理基礎の講義準備。午後過ぎまでかかってなんとか終了。毎週演習問題をどうするかで頭を悩まします。

今日は梅雨晴れ間。夕方、センターの面々は門前の埠頭から釣り糸を垂れていました。五目釣りと言ったところ。学生実験中のヒラメの水槽に餌として入れるとのこと。これはなかなか楽しそうな(考えようによっては残酷な実験)。小アジなどを水槽に投入。記録計付きのヒラメは、眼をきょろきょろ動かし、小魚の群れを目視している感じ。そのうち、ある個体が泳ぎ始めました。私が見ている間には餌に突進するようなことはありませんでしたが、さてどうなりますか。記録計をダウンロードすれば、ダッシュしていたかどうかは後でわかります。(加速度計で遊泳に伴う尾びれの振動周波数が記録されるので)

今日は早めに帰宅しました。明日はフィールドです。

水曜日, 6月 25

明日の生物海洋学の講義の準備。すでに自転車操業状態です。

お昼前にI松先生と所用で文教往復して戻ってからも講義の準備。今週は講義3コマに昨日の午後が学生実験だったので結構ハード。来週は講義2コマに月曜午後と火曜午後が学生実験なので、来週もハードですな、考えると。講義は今週と来週がピークです。

午後過ぎから研究室のゼミ。4年生の論文紹介でした。

火曜日, 6月 24

午前中に学生実験の準備を済ませて(みんな、協力ありがとう)。午後すぐに学生がやってきました。実験の目的と概要を講義して、いよいよ作業開始。データロガーを設定して、ヒラメの取り付ける準備をして、初めてのことなのでこちらも実はどきどき。いよいよヒラメの待つ(待ってないな)水槽へ。残念ながら雨が降り出し、雨の中でのロガーの装着作業。3kg以上のヒラメをみて、皆、歓声。いやあ、無理してこういう実験に変えて良かった。と思いましたよ。麻酔して、1個体目のロガーの取り付け。すったもんだあったが、なんとか実験用の水槽に放せました。2個体目からはもう少し、学生さんにもヒラメにさわってもらって、なんとかすべての装着が終わりました。雨の中、皆さんよく頑張りました。ご苦労様。感想は来週に伺いましょう。来週は魚を取り上げて、データをみるのが楽しみ(俺が一番楽しみか?)。

実験の後は、文教へ。教養セミナーでした。今日は中間発表会。皆、私の予想以上によくまとめられていました。しかも、これからの作業内容もよく練れていたように感じました。

今日はよく眠れそうだ。疲れた。
昨日は多忙な一日でした。

月曜は朝から物理学基礎の講義。出席カードにその日の講義の要約・コメントなどを記載してもらっていますが、いくつかの「声」を匿名で披露。演習を増やしていることからも、とにかく慣れてもらうことが大事だと考えています。「理解している」から、「使える」の間にはギャップがあるので、そこは各自で埋めてほしいと言うことも伝えています。

午後から集中講義があるので、そのまま文教にいてヒラメの論文書き。イントロを整理するとともに、文献も読み込みました。最近、気がついたのですが、割と非日常の空間で仕事に集中できることが判明。短時間でしたが少し進みました。あと少し。

昼過ぎから生物海洋学集中講義の一回目。準備不足もあって、余り良い講義でありませんでした。

センターに戻って、今日の学生実験の準備。T田さんらがほとんどしていてくれたので確認作業に終始。午後から実験ですが、雨が降らないといいですが。

日曜日, 6月 22

日曜にもかかわらず出勤。来週の講義の準備など。午前中は明日の物理の準備(講義も4年目ですが、未だに自転車操業)。お昼は大勝軒でつけ麺を頂きました。午後は実験のテキストの仕上げ。そして、生物海洋学の小課題を作成。だいたい、夕方になりましたね。

午前中、センター前の海面でペーロン競争をやっていました。

土曜日, 6月 21



午前中は通勤用の軽自動車のオイル交換へ。長男と出かけました。帰りに。かみさんが予約していた紅白餅を引き取りに行って、帰宅。昨日が次男の1歳の誕生日なので、今晩はお祝いですね。

お昼前から浜の町へ。ぶらぶらしました。上のラーメンは先日、A井先生のお勧めで立ち寄った、麺屋富貴です。この間はほろ酔いでしたので、家族で行ってみました。前回と同じく私はつけ麺を試しました。魚介が香るなかなかの味ですが、食べているうちに別に麺とスープを分けて「つけ麺」にしなくてもという気もしました。かみさんと長男は、豚骨ラーメンでした。こちらは普通。スタバでコーヒー飲んで帰りました。

さあ、お祝いしましょう。

金曜日, 6月 20

未だサービス残業中です。先ほどようやく実験のテキストが暫定的に仕上がりました。暫定的といったのは、もう少し簡潔に示すことができる箇所が多々あるので、校正をしなくてはならないと言う意味です。それは少し寝かせて月曜にやることにしましょう。

出勤してすぐに魚市から連絡をもらいました。ヒラメが入荷したとの連絡でした。これで3個体確保できました。後、1個体ですが、週末か来週早々には何とかなるでしょう。これにデータロガーを取り付けて、海に放すわけには行きませんが、大型の水槽で1週間実験をやります。3kg(70cm)ほどの個体もいるので、学生が驚き喜んでくれるだろうと思います。

午前中には鶴洋丸が帰港。私が不在の調査でしたが、T田さんはがんばってくれたようでした。A島先生からも「今回は揺れたよ!でも、T田さんがんばってました」とのお言葉を頂きました。シイラに取り付けていたロガーは回収することができましたが、残念ながら5時間ほどしかデータがとれませんでした。送信機のアンテナにかなりの傷が付いていましたので、装置が何かに絡まって、魚が暴れて装置が脱落したのかもしれません。記録時間が短いのが残念なほど興味深いデータがとれていました。上の画像は、漂流するタグを探索してくださる鶴洋丸の乗組員の皆様(彼らなしではこの調査の成功は決してありません!)。下の画像は漂流中のタグ(握り拳大の大きさですね。これを大海原から見つけ出そうというのですから…)


夕方には皆で来週の学生実験の打ち合わせをしました。協力お願いします。

木曜日, 6月 19

生物海洋学の講義の準備に集中しました。来週の月曜から4回分ですが、まだ一回分しかできていません。お昼からは実験用のテキスト作りに移行。こちらは明日までかかりそうです。

魚市から連絡頂き、来週の学生実験用のヒラメを買い取りに行きました。なかなか立派なヒラメで、3.5kgありました。水槽内に入れました。来週月曜の実験に使います。

水曜日, 6月 18

朝から来週の実験の準備。実験内容をメジャーリバイスすることにしたので、ほぼ新規で実験テキストを作り替えています。お昼前にS迫さんがセンターに来てくださりました。いくつか打ち合わせなど。

昼食後、文教へ。今日は教授会。教授会の後、センターに戻って、実験テキストを作り替えつつ、来週から始まる生物海洋学の講義の準備も始めました。

梅雨の合間の晴れ間がのぞいた1日でした。暑かったなぁ。

火曜日, 6月 17

先ほど鶴洋丸から連絡があり、タグ回収に無事成功したとのことでした。良かった良かった。先月放流したタグは未だに回収できていませんが、新しいスタートが切れました。回収場所は対馬中部の浅茅湾の西湾口あたりで回収された模様です。今日は祝杯だな。
午前中は鶴洋高校が実習にやってきました。S矢野先生と研究の紹介など。午後は魚の解剖実習になります。

漂流中のタグですが、対馬海峡の西水道にあります。西水道は東水道に比べて、海況が悪いことが多いので船が向けられていると良いのですが。アルゴスからは時々刻々に位置情報は入ってきていますから、今のところタグの動きは監視できています。回収の連絡はありませんので、まだなのでしょう。

月曜日, 6月 16


土曜日に対馬南海域からシイラに取り付けたタグは今朝までに無事,浮上しました.アルゴス送信機からの位置データが時々刻々と送られてきます.これでいくつかの調査プロトコルのうち,重要な関門を突破できました.夜の21時現在で浮上したタグは,対馬海峡の西水道にわずかに入ったところを漂流しています.アルゴスから送られてきた現在位置を地図上に載せてみました。画面中央上部の島が対馬です。点と日付時刻が示されているのが、漂流するタグの位置です(時刻はGMT表示です)。現在、大学の練習船は、壱岐(対馬の南東の島)の郷ノ浦という島の南西端で錨泊しています。明朝から回収作業になります。私は実は今回、船に乗り込んでおらず、T田さん、F川さんに調査を任せています。先月のリベンジを自ら果たしたいところですが、刺客を頼んだというところでしょうか。面目無しです。

午前中、物理基礎の講義。前回に数題の宿題を出していたので、その答え合わせだけで30分以上かかりました。講義の感想から判断すると、演習を増やしている学生諸君の感触は悪くなさそうです。でも、ものにするためにははっきり言って自宅学習にかかっているでしょう。15回の講義だけでは足りません。「わかる。理解できる。」から「使える」の間には、結構ギャップがあります。それを埋めるのは貴方達自身です。

午後、センターに戻り、船への荷物の積み込みを手伝い、少し船長と船で情報交換など。乗り込んでくる研究者の多様なニーズに応えるためになかなか大変な日常でありそうです。14時前に出港。画像は離岸する鶴洋丸です。センターの学生達と見送りました。いや乗って行きたかった…

明日は長崎鶴洋高校がセンターに実習にやってきます。

日曜日, 6月 15

熱は何とか気合いで下げましたが、今日は日曜にもかかわらず幼稚園行事。家族四人で風雨強い中を朝から出動。園へ早めに到着したおかげで、駐車場をなんとか確保。クラスで担任の先生にご挨拶して、長男が朝の活動をしているところを観察。去年は全く見られなかったのですが、今年は親を意識して集中できていないようでした。クラスに入り、歌の出し物などを披露してもらいました。この園は縦割りのクラス(6歳~4歳児が同クラス)なのですが、息子の年中の出し物にはほほうなどと感心して見ていたのですが、年少のクラスの出し物で彼らのあまりの熱心さに不覚にもうるるときてしまいました。なぜだろう??ある意味、ショック。それから、体育館に移動して、親子で体操やゲームなどをして午前中一杯楽しみました。

外食して帰って、午後は読書をして過ごしました。夜はたこ焼き食べて、梅酒の水割りを3杯ほど飲んでいい気分です。さあ、今週も頑張りますか。

土曜日, 6月 14

風邪をひきました。情けないことです。昨日はほとんど仕事にならず、お昼過ぎに帰宅しました。昨晩はかなり熱が出ました。今は鎮痛剤で熱は下がっていますが、今日は養生します。

先ほど、対馬で標識放流調査中のF川君から連絡があり、シイラの標識放流に成功したとのことでした。今回はなんとか回収したいところ。お疲れ様。

木曜日, 6月 12

久しぶりにヒラメの論文に戻ってきました。早く仕上げてしまわないと。関連の論文を読みこみました。午前中は4大学シンポの特集号がJOから出るので、要旨とタイトルの和訳を仕上げて、I坂先生に送りました。某大学関係の論文は難航している模様です。

お昼にF川君とN塚君が対馬に出発。彼らは明日から3日間、厳原から曳縄船に乗って、食性調査用のシイラのサンプリングと標識放流を行います。5月に放流した標識は今のところ回収できておらず、6月はわずか1個体だけですが、シイラでリベンジというところでしょうか。改良版がうまくいくと良いのですが。海況があまり良くなさそうなので、船に弱いらしいN塚君は試練ですね。ガンバレ。

午後から、論文読み。夕方に水試のY元さんが訪ねてくださいました。先日の3機関連絡会議の懇親会でワタシの研究の話をしたところ、もう少し詳しく聞きたいと言うことで訪ねてくださったというわけです。来月に水試の勉強会で講演をすることになりました。

夜も論文読みで終わりました。

水曜日, 6月 11

朝から書類作り。デリケートな書類なので細部までチェック。お昼過ぎまでかかりました。その合間にN塚君の卒論計画書(提出版)を添削。いくつか、卒論についての議論もしました。

夕方前から会議のために文教へ。ずいぶんと雨脚が強くなっていました。雨は明日の朝までだそうです。会議は思ったより早くに終わって、帰宅。長男・次男と一緒に風呂に入りました。
G先生のBlogをリンクに加えました。

火曜日, 6月 10

T田さんとT君が対馬に出発。クロマグロの生け簀での実験に。昨晩はずいぶんと発信器の動作確認に難儀をしていたようですが、実験がうまく始められると良いですが。午後からは助っ人のF岡さんも出発しました。

今日はほぼ1日、雑用に忙殺されました。明日が締め切りですので仕方ないですね。デリケートな仕事ですから、ミスのないようにしないと。夕方前に文教へ。教養セミナー。大テーマが確定して、5つの小テーマが決まりましたから、グループ毎に調査開始です。

センターに戻って、少し仕事しました。そういえば、愛用のIBM(lenovoではない!)のX40をリカバリしました。Officeも2007にしましたが、ちょっと重くなりましたね。これ以上、アプリケーション入れるのはやめよう。
昨日(月曜)の午前中は文教で物理基礎の講義。今年は何人かの数理系の講義担当をしている先生と情報交換をしている。数理力がお世辞にも十分でない学生の底上げをどうやって図るかがテーマ。各先生が実施している小テストの結果と傾向について情報をくれている。演習を増やしてトレーニングする機会を増やすことと科学における数理的な思考の重要性を説くようにしている。もちろん、丁寧な講義とともに。学生諸君に毎回、その講義の要点を示すように小レポートを提出してもらっているのだが、簡潔かつクリアに要点をおさえて示してくれる学生もいれば、まあ適当にこなしている人もいる。以前より演習を増やした講義はおおむね好評なようだ。

午後は教育実習から戻ったN塚君と卒論の打ち合わせ。産卵期のヒラメ成魚の行動データがあるので、その解析を卒論テーマとすることに。

夕方から秘密の仕事。気を遣います。

日曜日, 6月 8

今日は午前中、長男とセンターへ。長男に少し遊んでいてもらって、秘密の仕事に着手(秘密ですが、たいした仕事ではありません。研究とは関係なし)。F川君が現れて、今週末のシイラの行動調査用の記録計回収装置の改善結果を見せてもらいました。うまくいく事を祈りましょう。昼食を食べて、帰宅。


かみさんがお出かけなので、長男・次男坊と市民図書館へ。長男が借りる絵本を選んだり、読み聞かせのイベントに参加している間、次男坊と遊びました。図書館に併設されている喫茶で休憩して、少しドライブへ。風頭公園に行きました。長崎を見下ろすように坂本龍馬像があるので、一度行ってみたいと思っていました。なかなか風格のある龍馬さんでした。長崎市内を一望できて、良い眺めでした。

その後、かみさんをピックアップして帰宅。

金曜日, 6月 6

今年の学生実験はメジャーチェンジする事を決断。これまでやってきたロガー(記録計)だけ使う実験から、実際に魚に取り付けて尾びれ振動周波数と遊泳水深を記録させて、時系列解析の基礎までやることに。去年までの実験テキストはもう使えないので、新しいものを作る羽目に(当たり前だが)。魚はヒラメを使う事に。魚市に活魚を手配しないと。というわけで今日はほぼ1日、新しい実験テキスト作りに没頭。

そういえば、昨日までで修正中のヒラメ論文のディスカッションがだいたいまとまった。レビューした結果、結局、結果が一番映えるのが水産の論文にしてしまうことで開き直ったらすっきりした。後は整合性が取れるようにイントロを構成することか。もう少し。この論文を投稿するときは、上からどんどん出して、止まるところで落ち着かせようと思う。ミナミマグロの論文も数ヶ月お蔵入り状態だし、蘇生させないと。

再来週の対馬調査の打ち合わせを船と少し。今回は私が乗船できないので、T田さんに任せる事に。来週は、クロマグロの摂餌実験とシイラの標識放流もある。ラボはいつも忙しいです。7月になれば少し落ち着くかな。

木曜日, 6月 5

現在までで5月に放流したタグの浮上は確認されていない。原因はいくつか想定されるが、回収してみないことには問題点はクリアにならない。うまくいっているときこそ慎重に問題点の修正をしてみることが大事と言うことなのだろうか。測器を失ったことも大きいが、それ以上に大きいのがデータが失ったことだろう。2008年5月のデータは2度と取れない。



悪い話は重なるというが、昨日、オーストラリアの共同研究者から悪い知らせが届いた。昨年の12月から実施していたミナミマグロ未成魚の回遊調査であるが、先週中に12月来、海に繋留しておいた70台の受信機のうち、なんと15台しか回収できなかったというのだ。対馬海峡での調査は不調のところにこのメールが届いたときには本当に落ち込んだ。昨年度から、新しい仮説検証のために調査デザイン(主に受信機の配置)を以前から変更して調査に臨んでいたのだ。これまで全く問題のなかった繋留装置の一部にどうも問題が生じていて、腐食して多くの受信機が浮子とともにアンカーから脱落して漂流していそうとのこと。画像のように海面上に赤や黒、そして橙や黄の浮子が4連あるいは5連になって漂流しているはずです。オーストラリアの南西海域で見かけられた方は連絡ください(無理だな…)

火曜日, 6月 3

朝から水試で三機関連絡会議。I松先生、N田先生と参加。いつになく(というと関係者に叱られそうですが…)活発な議論が展開されました。

午後から教養セミナーの準備をして、3時過ぎに文教へ。センター職員会議。その後、教養セミナーの講義。いつも私が良かれと思って、準備をしてくるのですが、彼らはそれとは違う方向に。それはそれで良いのではないかと思います。私のレジメが反面教師になっていればそういう意味で効果有りです。

夜は三機関の懇親会。良い情報交換をさせて頂きました。もう少し、その場の状況と相手の求めている事項を速やかに判断できて、簡潔に情報提供できるようにならないといけません。反省反省。I松先生を九州号に押し込みました。行ってらっしゃい!

月曜日, 6月 2

朝から文教で講義。その後、医学部に移動して水産工学会のシンポジウムに参加。K吾さんお世話になりました。夜はY根先生と飲み会。