火曜日, 12月 25

JST-DIISR: 「西オーストラリア州沿岸におけるミナミマグロ幼魚の回遊機構の解明」プロジェクトの事後評価


平成21年度から23年度まで、JST(科学技術振興機構)の支援を受けて、オーストラリアの友人と実施したプロジェクト(西オーストラリア州沿岸におけるミナミマグロ幼魚の回遊機構の解明)の事後評価の結果が出ました。事後評価の結果はこちらから。


評価はS、A、B、C、Fの5段階にて達成度を評価。達成度の評価基準は以下の通り。
S:研究の目標にてらして、極めて優れた成果が得られている(特筆すべきと評価ができる場合に相当する)
A:研究の目標にてらして、十分な成果が得られている(十分評価できる場合に相当する)
B:研究の目標にてらして、成果が得られている(おおむね評価できる場合に相当する)
C:研究の目標にてらして、成果がやや不足である
F:研究の目標にてらして、成果が得られていない



評価結果は、「A」。
過分な良い評価をして頂きました。
「S」とならなかったのは、まだ自分自身の伸びしろと考えることにします(笑)


10年来の友人であり、オーストラリア側のカウンターパート、Alistar Hobday博士とは過酷な調査も楽しく実施することができ、論文もある程度公表でき、非常に充実した研究プロジェクトとなりました。
ミナミマグロの現場での捕獲、受信機の設置と回収作業に尽力して頂いたGeoff Campbell氏とQuadrant号の働き者のクルーにはどのように感謝すればよいか言葉が思いつかないほどです。
ミナミマグロの標識放流作業の動画: Youtubeより)

研究プロジェクトにご支援頂いた科学技術振興機構に深くお礼申し上げます。

【このプロジェクトによる論文リスト】
1)Interannual variation in summer habitat utilization by juvenile southern bluefin tuna (Thunnus maccoyii) in southern Western Australia
KO FUJIOKA, AJ HOBDAY, RYO KAWABE, K MIYASHITA, K HONDA, T ITOH, Y TAKAO
Fisheries Oceanography 19 (3), 183-195
2) Spatial and temporal variation in the distribution of juvenile southern bluefin tuna Thunnus maccoyii: implication for precise estimation of recruitment abundance indices
K Fujioka, R Kawabe, AJ Hobday, Y Takao, K Miyashita, O Sakai, T Itoh
Fisheries Science 76 (3), 403-410
3) Departure behaviour of juvenile southern bluefin tuna (Thunnus maccoyii) from southern Western Australia temperate waters in relation to the Leeuwin Current
KO FUJIOKA, AJ HOBDAY, RYO KAWABE, K MIYASHITA, Y TAKAO, O SAKAI, T ITOH
Fisheries Oceanography(in press)


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水曜日, 12月 19

東シナ海環境資源保全プロジェクト/長崎大学


ずいぶん前ですが、環東シナ海環境資源研究センターの取り組みがTVQで放送されました。
TVQ九州放送「地球キャンパス~世界へfrom長崎~」(10月31日放送)

豊富な海洋資源に恵まれている一方で環境変動の激しい東シナ海。そこでの環境保全の取り組みについて、長崎大学水産・環境科学総合研究科附属環東シナ海環境資源研究センタ­ーの征矢野清センター長が語ります。

私も画像で登場しています。探してみて下さい。
台湾でのシイラのバイオロギングの画像も出てきますよ。



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金曜日, 12月 7

マツカワの産卵生態調査:北海道室蘭市


釧路でのタギングを終えて、次は室蘭市へ移動。
調査の概要は、ここを参照してください。

北海道は道南を中心に昨日今日と荒れ模様。
日本海を進んだ温帯低気圧が急速に発達して爆弾低気圧になりました。
北海道内は6日から7日にかけて、風速20m/sを超える風が吹き荒れて、台風のようでした。
JRは道南中心に運休する中、試験場の皆さんにはM上さんはじめ大変お世話になりました。



室蘭でのタギングは、栽培水産試験場で実施しました。
47個体のマツカワ親魚(一部未成魚含む)に記録計を取り付けました。多くの魚は、体のサイズから成熟しているかどうか判別できますが、微妙なサイズの魚にはまだ産卵しない若い魚が含まれているかもしれません。後で、困らないように採血して、血液検査をして、成熟している魚かどうか調べます。昨日は、標識の取り付けを終えた後、採取した血液を遠心分離して血漿として保存するところまで作業しました。









今日も長崎チームと北海道チームのすばらしい連携の元、無事に標識の取り付け作業が終わりました。夜は、室蘭名物「焼き鳥」で打ち上げ。したたか飲んで楽しい時間を過ごしました。

北海道の皆さん、お世話になりました。








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火曜日, 12月 4

マツカワの産卵生態調査:放流されるまで


昨日、タグを取り付けたマツカワです。
Youtubeに動画をアップしました。

海への放流は海況とお世話になる漁師さん次第なので、引き続き数日間水槽で過ごします。
早く、海へ戻してやりたいところですが。



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月曜日, 12月 3

マツカワの産卵生態調査:北海道釧路市


12月はここ2年ほど恒例のマツカワの産卵生態調査に来ています。
北海道で重要栽培対象種であるマツカワ(Verasper moseri)に深度・温度記録計を取り付けて海に放流して、産卵期の行動と生態を探る調査です。産卵直前の親魚が研究対象。

放流した魚が再捕獲されて放流から捕まるまでの記録が得られると…
産卵をどこでするのか?、産卵経路や産卵場の生息環境の好みなど、産卵生態に関する個体単位の詳細な情報が得られます。
マツカワは春から秋までは北海道太平洋の沿岸域に生息する魚ですが、産卵期直前の12月以降、忽然と姿を消し、翌年春までほとんど漁獲されなくなります。

深度記録からは、産卵魚の生息水深がわかります。また、カレイの仲間は1日の大半を海底で定着して過ごすので、深度記録からは魚がいる場所の潮の満ち引きが記録されます。潮の満ち引き(潮汐)は、魚の位置が変われば変化します。魚が記録した海洋の任意の点に固有の潮汐情報を利用して、潮汐モデリングからその位置を推定することができます。照度による測位より、精度は向上します。マグロでは使えないが、ヒラメやカレイの仲間には位置推定が可能な手法です。この方法によって、マツカワがどこで産卵しているか突き止めようというわけです。

今日は29個体のマツカワに記録計を取り付けました。多くの魚は、体のサイズから成熟しているかどうか判別できますが、微妙なサイズの魚にはまだ産卵しない若い魚が含まれているかもしれません。後で、困らないように採血して、血液検査をして、成熟している魚かどうか調べます。


マツカワへのタグの取り付け作業は、特に問題もなく終わりました。はじめてバイオロギング調査に参加したT山君、K松君も、先々週のヒラメ調査に引き続いて、N塚さんにノウハウを教えてもらいながら、10個体にデータロガーを取り付けました。


もっと寒いと思っていましたが、意外に今日は暖かく、作業も順調に進みました。今度は室蘭に移動して、再び標識取り付けです。



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木曜日, 11月 22

ヒラメの回遊生態調査2:標識魚の放流


福島県にヒラメの回遊生態調査に来ています。
バイオロギングを用いた行動追跡です。


一昨日、データロガーを取り付けたヒラメを、昨日海に放流しました。
水産試験場から魚を軽トラックで小名浜港まで慎重に運び、港で試験場の調査船(拓水)に乗せます。
88個体の標識ヒラメは一度に運ぶことができないので、港と試験場の間を4往復しました。
さあ、出港です。この時期、ヒラメがよく獲れる海域まで港から30分ほど走って、現場に到着。


現場に着いてから、数尾ずつ籠に入れて、慎重に海面まで下ろし、ヒラメを放流しました。
水中にカメラを入れて、放流されたヒラメの様子を撮影しました。
海底に向けて自由落下していくようにまっすぐ落ちていきました。風は強く、少し波もありましたが、無事に調査を終えることができました。たくさんの標識ヒラメが再び捕獲されて、データを取得できることを祈りたいと思います。

福島県水産試験場の皆さんには大変お世話になりました。
なんとか良い成果に結びつける覚悟です。今後ともよろしくお願いします。


小名浜港では、サンマ漁船が入港して水揚げがされていました。
浜が早く復興することを願わずに折れません












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火曜日, 11月 20

ヒラメの回遊生態調査:福島県いわき市


福島県にヒラメの回遊生態調査に来ています。
バイオロギングを用いた行動追跡です。


今日は福島県水産試験場にて、ヒラメにデータロガーを取り付ける作業を実施しました。
福島県常磐沖で捕獲した88個体のヒラメにデータロガーを取り付けました。朝から開始して、作業は夕方暗くなるまで続きました。くたくたですが、作業は順調に終了しました。

データロガーは水深と温度を5秒間隔で2年間記録します。
ヒラメは春から夏の産卵期には沿岸近くの浅場に移動し、冬には深場に移動する深浅移動すると考えられていますが、果たしてその通りでしょうか。東北太平洋の沿岸域にはたくさんのヒラメが生息していますが、南北回遊している可能性もあります。



現場で様々な臨機応変の対応が求められましたが、なんとかクリアしながら進めました。
久々のヒラメへのタグの取り付け作業でしたが、特に問題もなく終わりました。はじめてバイオロギング調査に参加したK野君もN塚さんにノウハウを教えてもらいながら、10個体にデータロガーを取り付けました。


明日は標識ヒラメをいわき市の沖合に放流します。夜になって風が強くなってきましたが、早くヒラメを海に帰してやりたいところです。






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月曜日, 10月 15

第10回ながさき水産科学フェア~さあ!みんなで海体験!

今週日曜日は「第10回ながさき水産科学フェア~さあ!みんなで海体験!」を開催します。

新長崎漁港地区に集結する西海区水産研究所・長崎大学環東シナ海環境資源研究センター・長崎県総合水産試験場の三つの水産研究・教育機関が連携して「研究機関としての地域への貢献」を目的に、三機関の業務の概要や研究成果を県民の方々に紹介するため、施設の一般公開及びイベントを実施します。


★開催日時★
平成24年10月21(日) 9:30~15:00 
(入場無料、雨天決行)

★開催場所★
・西海区水産研究所

・長崎大学環東シナ海環境資源研究センター

・長崎県総合水産試験場

 ※長崎市多以良町(新長崎漁港地区)
地図はこちらをご覧ください。

★交通手段★
 駐車場あり(三機関合計210台)
※同日開催の「長崎おさかな祭り」会場(長崎魚市場)から無料シャトルバスを運行します。

皆様のご来場をお待ちしております。








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土曜日, 10月 6

東シナ海の科学:第2回東京セミナー 終了しました

東シナ海にくらす魅力的な生物たち

昨日、長崎大学東京事務所にて開催しました。おかげさまで満員御礼、盛会のうちに終了しました。ご来場頂いた皆様、どうもありがとうございました。

来場者の中には、私の大学時代の先輩、長崎大学が開催、関係しているのセミナーに継続的に足を運んで下さっている方、研究仲間の皆様、報道関係の皆様など、多岐にわたる方に参加頂きました。

美ら海水族館の内田館長のご講演では、水族館で撮影されたマンタの出産シーンの映像など貴重な画像、動画を数多く見せて頂き、希少種保護、生態系の保全の観点から水族館の果たす役割について熱く語って頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。

長崎大学海洋環境科学情報発信シリーズ「海と地球と人と」は、今後も第3回、第4回と続きます。
次回もどうぞ足をお運び下さい。
次回のセミナー情報はHP通じて案内をいたします。




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水曜日, 9月 26

マツカワ産卵回遊生態Pの検討会議


明日はマツカワの産卵生態プロジェクトの検討会議。夕方に札幌入りしました。
今年の札幌は9月になっても気温が30℃を超えるなど、異常なほど残暑が厳しいと聞いていましたが、ようやく涼しくなったようです。新千歳空港に降り立った私は半袖姿。少々涼しすぎるなと思いましたが、やせがまん!

今晩は明日の会議の準備です。

台風ブログのようになっていますが、また台風が来ていますね。しかも2つも。
今年は当たり年だなぁ。


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木曜日, 8月 30

東シナ海の科学:第2回東京セミナー

東シナ海にくらす魅力的な生物たち


内容:東シナ海は、日本にとって最も重要な海洋資源の供給場所の一つです。しかしその環境は大きく変動し、生物資源も急減しています。長崎大学では、東シナ海の海洋生物資源を持続的に利用するための研究に取り組んでいますが、その成果を広く一般の方に伝え、東シナ海の重要性とその魅力を理解していただくために情報発信を企画してきました。今回は、「東シナ海に生息する魅力的で多様な生物たち」に焦点を当て、その暮らしぶりを人間活動や近年の環境変動の影響などとも関連付けて紹介いたします。今回のセミナーでは、沖縄美ら海水族館名誉館長の内田詮三氏と本学の山口敦子教授に話題提供をしていただきます。

講師:
沖縄美ら海水族館名誉館長 内田詮三氏
長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科 山口敦子教授

開催日時:2012年10月5日(金曜日)17:00 〜 19:30

開催場所:
カフェみねるばの森 (長崎大学東京事務所) 東京都千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1F

会費:1500円(ワンドリンク+サンドイッチ付き)

募集人数:30名程度

募集期間:2012年8月28日より9月28日まで。
(但し定員になり次第募集を終了いたします)

募集方法:インターネットによる申し込み。セミナーの詳細につきましては、随時HPで情報を提供するとともに、参加を申し込まれた方にはメールで連絡させていただきます(申し込みURLはこちら


※セミナー・講師プロフィール等の詳細につきましては、随時HPで情報を提供するとともに、
参加を申し込まれた方にはメールでご連絡させていただきます。


【プログラム】
16:30~ 開場
17:00~17:05 開会挨拶
17:05~17:55 講話:沖縄美ら海水族館名誉館長 内田詮三氏
17:55~18:45 講話:長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科教授 山口敦子
18:45~19:30 質疑応答、意見交換
19:30~ 閉会挨拶

セミナーに関するお問い合わせ
095-850-7701(長崎大学環東シナ海環境資源研究センター・センター長 征矢野清)




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水曜日, 8月 29

台風男~番外編~


天候不順、ずっと雨。台風14号はずっと前に(先週)台湾の南部を横断して南シナ海に抜けたはずだった。今週になって15号を追いかけるように東シナ海を北進。韓国の済州島や朝鮮半島は数日のうちに2つの台風の直撃を受けることに。こういうことはあまり記憶にない。

台風第14号


東シナ海はずっと大時化。ずっと波高は4m以上なのだろう。職場の目の前は漁港なのですが、ずっと漁船は漁に出られずに停泊しています。カツオ漁船などはかれこれ1週間ほど停泊しているようです。



今週末からようやく天気は回復。ひどい一週間だった…


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月曜日, 8月 27

台風男~リターンズ~


台風15号はこのまま東シナ海を北上してくれれば抜けてくれる。
下の台風の進路は何だ!南シナ海に抜けたのではなかったのか?
なぜ、戻ってくる…

台風第14号 

台風14号が東シナ海に戻ってきて北上する予測になりました。明日は無理でも明後日から島に行けると思っていました。結局、男女群島に上陸して行う調査は中止の判断となりました。名古屋から来てくれるY田先生にもう少し早くお伝えできれば良かったのに(もう、長崎行きの飛行機に乗っている…)。

昨年は台風通過後で男女群島まで行き上陸できなかった。
その前もいろいろとあった、台風に航海日程が重なり…
こればかりは仕方ないのだが。

さあ、今日の仕事を粛々と進めよう。



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土曜日, 8月 25

台風男~その2~


台風第15号

男女群島に向けて、出港予定は28日朝。たぶん現在の台風の進路予測では出港は無理っぽい(上図:気象庁台風情報より、8月25日16時発表)。無理っぽいどころかほぼだめだろう。船側と相談して、28日中になんとか出港して五島まで行ければ行き、福江港で錨泊して翌朝から女島に向けると考えているがこれも厳しいかもしれない。28日に五島まで行くのも厳しそう。



28日午前9時の波浪予測(気象庁発表)。赤で示されている海域は、波高が4.5m以上!五島列島と九州の間の五島灘まで真っ赤。これは28日に五島・福江まで行くのも厳しそう(五島列島の下の方にある小さい点が男女群島の位置)。

しかもこの台風15号が琉球列島を横切って、東シナ海に入ったときの勢力は、中心気圧920hp、最大瞬間風速70m/s(140kt!)と予測されている。一番東よりのコースを獲ると長崎直撃もあり得る。2004年9月7日に長崎直撃した台風18号ですら945hpであったからこの台風はかなり強力。もう、悪いことだらけだ…航海予定は4日間(31日まで)なので、29日に出られれば御の字だな。

私は明日から月曜まで急遽、茨城に出張が入った。帰りは東京から27日の午後の便。飛行機が飛ばないと大変なことになる…




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木曜日, 8月 23

男女群島航海と台風


来週は男女群島に海鳥の生態調査、藻場調査、海洋観測などに行く予定。長崎大学の水産学部附属練習船(鶴洋丸)で。様々な調査が予定されているので、総勢15名の大部隊。


しかしながら、問題は台風!






台風情報(全体)






















台風15号が琉球列島を横切って、東シナ海に近づいている。しかも悪いことに速度がとても遅い。典型的な夏台風の特徴だ。速度が遅いとどんどん勢力を増す。東シナ海に入ったときにはおそらく相当強い勢力になっていそう。もう、悪いことだらけだ…

以前より、うちの練習船で私が乗ると時化ることが多いらしい(本人にその自覚はない)。今回も「またか…」ということになっているらしい。私が謝っても仕方ないのだが申し訳ない気持ちになる。28日が出港予定だが難しそう。航海予定は4日間(31日まで)。29日に出られれば良いところか。

男女群島は、それはそれはすばらしいところなのだ。是非、今年も上陸したい。
(上陸には特別な許可が必要です。我々はもちろん許可証をもっています)



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火曜日, 8月 21

講演会 in 佐世保


長崎県北部海域で刺網を使った沿岸漁業をする漁業者の団体(県北刺網協議会)の総会が開かれ、講演会をと依頼があり、行ってきました。3年前から平戸の刺網漁業者の皆さんには、我々のヒラメ行動調査にご協力いただいており、その成果報告も兼ねてということで。

佐世保まで移動後、N塚君と四ヶ町商店街のアーケードのなかをぶらぶらと散策して、猛暑のさなかなぜかうどんがどうしても食いたくなり、汗だくになってうどんを食いました。

時間が近くなったの会場である県の振興局に移動して講演開始。私の方は少し準備不足もあり、やや散漫な話になりましたが、興味はそれなりに持ってもらえたようで質問がかなり出て活況となりました。N塚君も現在の研究の一部を発表する機会を得ました。

夜は懇親会に呼んでいただき海の幸をいただきました。残念ながら、車だったので私はウーロン茶で我慢。どうもありがとうございました。


最近、ブログの更新頻度が落ちており申し訳ありません。
Facebookばっかりやっております(汗)
イベント等があればこれからも更新していくつもりですのでおつきあいください。


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土曜日, 7月 21

オープンキャンパス:高校生とバイオロギング!


今日は土曜日ですが、オープンキャンパスを開催するので出動しました。
今年からG先生と新しいネタで挑むことにしました。
題して「バイオロギングを用いて海洋生物の動きを測定してみよう」。
(水産学部が提供する他のテーマはここから)

文教キャンパスからセンターまで急いで移動して、早速、ヒラマサに加速度ロガーの取り付けを開始。平戸からの高校生2名(男子)と北九州からの1名(女子)の参加でした。
魚を水槽から取り上げ、麻酔開始。さて、取り付けは誰がするかという話になったときに、北九州からの学生さんが私がやると申し出てくれました(積極的でうれしかったですよ。)

麻酔をかけたヒラマサの背びれの直下あたりにに針をぶすっと。

 ちょっと大学院生に手伝ってもらって針を貫通させて。
中空になった針をガイドとして、左側から右側へケーブルを貫通させて、取り付け完了。








水槽内にヒラマサを戻すと2分ほどで麻酔から覚めたヒラマサは水槽内を元気に泳ぎはじめ、尾びれの振動や遊泳姿勢が計測できました。

それから男子学生さんにモデルになってもらい、彼の背中に小型の加速度計を取り付けて、走ったり歩いたり、スキップしたり(ぎこちないスキップで楽しかった…笑)、最後には寝てもらい、データを取得。
すぐにデータをダウンロードしてグラフにして、歩数や姿勢変化が記録できることを皆で確認しました。

時間が短くてごめんなさい。もしブログを見ていたら、質問があればメール下さい。
今日はどうもありがとう!


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月曜日, 7月 9

宮城県塩釜:ヒラメの標識放流


土曜日に電子標識の取り付けを終えた魚たちを昨日、仙台湾に放流しました。

水研から3回に分けて、合計48個体のヒラメを塩釜港まで運び、用船した漁船に積み込みます。漁師さんは船の生け簀に氷を入れてくれて、水温を調整してくれました。この時期の仙台湾の底層の水温はまだ12-13℃ですから表層の水をそのまま生け簀に入れては魚には温度が高すぎます。水研から港まで3往復して魚を積み込み、いよいよ出港。

昨日までは時化の予想でしたが、今日は少し風はあったものの比較的穏やかで予定地点まで到達でき、無事に魚を放流できました。初めての調査だったT山君、よく頑張りました。

デジカメで放流時の魚の様子を水中から動画撮影してみましたが、海が濁っていたことや魚を追尾するのが難しくなかなかうまくいきませんでした。


帰りは海から松島のすばらしい眺めを堪能して帰港しました。


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土曜日, 7月 7

宮城県塩釜:ヒラメへの標識取り付け作業


今日は東北区水産研究所にて、ヒラメの標識取り付け作業を実施しました。
天然海域で捕獲した48個体の成魚に水温と水深を数記録するデータロガーを取り付けました。
ほぼ、丸1日の作業でした。


現場で様々な臨機応変の対応が求められましたが、なんとかクリアしながら進めました。
久々のヒラメへのタグの取り付け作業でしたが、特に問題もなく終わりました。


いよいよ明日は標識ヒラメを仙台湾に放流します。午前中は海況が思わしくない予測です。なるべく早くヒラメを海に帰してやりたいところです。





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金曜日, 7月 6

宮城県塩釜:放射線影響調査


今日から宮城県石巻にある東北区水産研究所に来ています。
ヒラメの行動調査です。
天然海域で捕獲した成魚に水温と水深を数秒間隔で2年間記録するデータロガーを取り付けて、仙台湾に放流します。

原発事故由来で海洋に拡散された放射性物質は、海洋生物の体内に入り、
餌を通じて栄養段階が高次の動物に濃縮されています。
半減期が長い放射性物質については未だに収束が見えません。
餌を通じた濃縮の他に、放射性物質を取り込んだ生物が移動・回遊すると各地に伝搬する可能性も否めません。
太平洋を横断してアメリカ西海岸に達したクロマグロからは、放射性物質が検出されています。
http://www.pnas.org/content/109/24/9483.full.pdf+html

そのための調査です。




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木曜日, 6月 28

マツカワプロジェクト会議


北大18条門をぬけて獣医学部を横目で見ながら、道立工業試験場まで歩きました。初夏の北海道、梅雨はないし、さわやかだしいい季節ですね。


会議は特に問題もなく終わりました。
順調にいっている課題ですね。
長崎からのいくつかのお願いをしました。
協力が得られそうでありがたいことです。

会議の後、グランドへ。懐かしかった…シミジミ。



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マツカワプロジェクト打合せ


札幌に来ています。
これから今年度のマツカワ研究プロジェクトの打合せです。

調査はきわめて順調なので特段の問題はないですが、
研究費を頂いている間にできることをやりたいのが心情です。
問題は人の心か。
仁義なき戦いになってはいけません。その点で紛糾しないといいのですが。

初夏の北大構内を散策しながら向かいましょう。


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木曜日, 6月 14

学術交流協定締結


すでに先週のことですが、長崎大学と台湾水産試験所との間の学術交流協定調印式は無事に終了しました。

これはゴールではなく出発点ですから、お互いの強みを十分に生かしつつ、学術交流を進める必要があります。私は仕掛け人ですから十分貢献していきます。
まず最初の交流は、F川さんの留学ですね。早速、Riyarさんが招へい状の準備を進めてくれていますので、もうまもなくビザを申請できることでしょう。

グラバー図譜の魚の絵はいつみても美しいです。




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金曜日, 6月 8

台湾・基隆にて


昨日から台湾・基隆市に出張です。
台湾海洋大学との大学院間での交換講義、単位互換について打ち合わせしました。

今日はこれから台湾・行政院農業委員会水産試験所と学術交流協定の調印式を行います。
Riyarさんは式で司会を務めることとなり緊張気味です。昨日は所長との準備作業の中で、いくつか変更点も出てきたりしたので最後までばたばたでしたが、今日は何とかなると思います。

朝は早起きして基隆港の周辺をウォーキングしました。街並みは少し長崎に似ているかもしれません。ハリウッドみたいに(行ったことないですが)、丘の中腹に「KEELUNG」なんて看板が立っています。夜はライトアップするらしいです。








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月曜日, 6月 4

台湾行きの準備中


台湾の水産試験所と学術交流協定を締結する準備を進めています。
私がここ数年、共同研究を行っているRiyar博士と協同で最後のアレンジ中です。初めてのことなので、お互いのやり方の違い、あるいは様々な温度差を感じていますが、それもこれも互いの慣習の違いがベースにあるので粘り強く交渉していくしかないことを学習中です。

最初のきっかけは、2010年にRiyarさんの機関が主催した国際シンポにたまたま出席することになり、それから交流が始まりました。国内の学会では、学会参加がきっかけで共同研究まで発展したことはありましたが、国際会議でそこまでいったのは初めてのことでした。

学生も大変お世話になりました。
F川博士は、昨年5月に行った台湾での野外調査での成功がなければ今頃どうなっていたか。


今週木曜から台湾・基隆市に出張です。







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土曜日, 5月 26

長崎大学海洋環境科学情報発信シリーズ 「海と地球と人と」:無事終了

久々の更新になります。
そういえば、5月ははじめてのポストになりますね。

5月16日に長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科主催の東京講演会、無事に盛会で終了しました。
ご来場頂いた皆様にはどうもありがとうございました。

日本では西の端に位置する長崎大学ですが、普段、なかなか我々の研究活動を東京をはじめとした東日本の皆様にお伝えすることが十分ではないと思いますので、良い機会となれば幸いです。

東京講演会はこれがキックオフのシンポジウムでした。今後は、もう少し小さな会場で質疑応答の時間を十分に取りながらシリーズでセミナーを開催していく予定です。
次回のセミナーは9月を予定しておりますので、また是非ご参加下さい。



6月の上旬には台湾の水産試験所と学術交流協定の調印式が待ち受けています。
カウンターパートのRiyarさんとは、ほぼ毎日連絡を取りながら、調整中です。
スムーズに事が運ぶといいのですが。



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火曜日, 4月 24

【東京開催】長崎大学海洋環境科学情報発信シリーズ 「海と地球と人と」



いま考える東シナ海の未来
~その知られざる魅力と忍び寄る環境危機~

基調講演「海・生物・環境を考える」養老孟司 氏 ほか
日時:5月16日 12時40分~16時30分
開場:12時00分(予定)
会場: 東京・大手町 日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7)
主催:長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
共催:日経ナショナルジオグラフィック社
受講料 無料(事前登録制)
詳細・受講登録は以下をご覧下さい。
http://mg.jimu.nagasaki-u.ac.jp/smart/eq.asp?U=0000005009004058121

東シナ海は、日本にとって最も重要な海洋資源の一つです。
しかしその環境は大きく 変動し、生物資源も急減しています。
私たちがこの海域を、またその資源を持続的に 利用するために、
今こそ東シナ海の現状を見つめなおし、その将来を考えることが必要です。
環境を保全し、生物多様性の維持を目指すためには、東シナ海の現状に対する沿岸国の共通の理解と改善に向けた取組みが必要不可欠であり、国境を超えた研究の推進と人材の育成が重要になります。
それこそが、東シナ海の未来を、また海洋立国日本の未来を救う礎となるでしょう。

本講演会では、東シナ海の「魅力」と変動しつつあるこの海域の「環境」や「資源」の現状を広く伝えるとともに、海洋環境をどのように回復・保全するか、海洋生物資源を持続的に利用するには何が必要かを討議します。






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月曜日, 4月 23

ヒラメの産卵を伴う遊泳行動抽出の論文


データロガーの深度時系列記録から、ヒラメの産卵に伴う遊泳行動をどのように抽出するかという論文を公表しました。
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1385110112000366?v=s5

論文は、Journal of Sea Researchという雑誌に掲載されます。

バイオロギングを用いて、産卵期のヒラメの深度記録をなるべく細かいサンプリングインターバルで記録しておけば、本論文で示している解析手法から、魚がいつ、どの深度・水温帯で産卵するか、その履歴を復元できます。
ヒラメをはじめとして我が国の水産重要魚種は、1産卵期中に複数回の産卵を繰り返す魚種がほとんどです。バイオロギングで産卵遊泳を記録すれば、産卵履歴を詳細に復元できるので、個体の産卵回数(将来的には産卵量)・産卵場・産卵期間を見いだすことができるようになります。

以下のような応用が可能となります。

1)過剰漁獲に陥っている魚種の産卵場・産卵期間の保全
2)栽培漁業で親魚養成が困難な魚種の産卵環境を見いだせる
3)海域への産卵量を高度に推定できる

水産学上の様々な困難な問題に展開される可能性を秘めています。




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火曜日, 4月 17

明日から調査航海


明日から鶴洋丸で調査航海。五島灘で流れ藻の観測、天草沿岸で沿岸の藻場の環境計測。
今回はG先生、S倉先生とK端さんの調査のお手伝いです。
4年生は初めての航海のなので、いろいろとレクチャーしましょう。

日曜に戻ります。


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日曜日, 4月 15

学術交流協定


海外のさる研究機関と学術交流協定を締結する準備を進めている。こういうのは偉い先生方の仕事と考えていたが、気がつくと私自身がそういうことを主体的に進める立場になっていることに自分自身が一番驚いている。

協定書の案をカウンターパートとやりとりしながら練っている。そのプロセスの中でいろいろと問題が発生するのだが、一番の問題は、先方はまず協定を締結してから具体的な共同研究などを進めたいと考えているのに対して、こちらは協定を結ぶだけの実績があるかどうかを求められるところで、ここに大きな違いがある。
S志郎の留学のことも絡んでいるので、なんとか6月上旬までに締結までの目処を立てたい。最初の山場は今週の研究科の教授会。



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土曜日, 4月 7

新年度スタート


春の学会の後、少し休暇を取り家族と過ごしました。トレッキングに行ったり、楽しく過ごしました。

木曜日は新4年生の集合日。私の研究室には新たに3名の4年生が配属となりました。
まだ、みんな緊張気味。この緊張感がいい。緊張感を忘れずに時間を有効に使い、過ごして欲しい。

今年はどんな1年になるだろうか。新しいプロジェクトも始まるので気合いを入れて臨まないと。




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土曜日, 3月 31

水産学会春季大会


月曜(26日)からずっと品川に滞在。
日本水産学会春季大会に参加していました。

27日には私の大学院時代の恩師(N本先生)が退官後、久しぶりに学会に来られました。
講座の教え子で先生もお迎えして屋形船を楽しみました。
先生に近況を報告し、楽しいひとときを過ごすことができました。
2次会は学生時代のラグビー部の先輩と同期と再会して、またまた楽しいひとときを過ごしました。子供のラグビーの話とか。

28日はマツカワプロジェクトのメンバーで6題の講演を行いました。かなりの反響もあったのは、会場が立ち見が出るほどの聴衆だったことからも明らかでした。
4年生ながら生涯初の発表をしたI葉さん、修論の最後の仕事に取り組んだK又さん、それにK場さん、W田さんのトークもインパクトを与えられたと思います。

29日は翌日のシンポの準備でホテルで缶詰…

30日は、K田さん、M山先生とシンポジウムを開催。
学会最終日で参加者が気になりましたが、こちらもなかなか盛況でした。
学術的な話だけに終始しても良かったという印象でした。なにかこう、ファンド取りのためという印象を与えてしまったのは少し残念でした。

シンポジウム「漁業資源の繁殖特性研究-飼育実験とバイオロギングによる新たな展開」
http://www.gakkai-web.net/gakkai/jsfs/kaikoku/sympo.html


今日はオーストラリアに旅立つ、学生時代のラグビー部の同期を囲んで、築地でランチを楽しみました。いいなぁ、オーストラリア。

学会週間も終了です。明日から4月か。



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土曜日, 3月 24

卒業式


昨日は卒業式(月曜は学位授与式)。
4年生と修士の院生はこの日に卒業・修了証書が授与されます。

卒業証書を授与されるI葉さん(その横はW辺君)。おめでとう。
(K木さんは4月から頑張ろう。応援するよ!)

下は、修士の修了証書を授与されるK又さん。彼女は修士論文発表会でのベストプレゼンテーション賞も合わせて授与されました。彼女の研究では一緒に日本各地を飛び回りました(北は北海道釧路・室蘭、岩手県宮古、福島、それに長崎県大村湾・平戸)。それはたくさんの人たちにお世話になった証拠でもあります。体には気をつけて。刺激的な人生が送りたくなったらいつでも戻っておいで(笑)。おめでとう。

その後はセンターで祝賀会。今年はずいぶんと盛り上がりました。G先生もうれしそうでした。






来週は水産学会なのでまたみんなに会うので、そのときに。




春の水産学会のシンポジウムの情報のせておきますね。参加は自由です!
シンポジウム「漁業資源の繁殖特性研究-飼育実験とバイオロギングによる新たな展開」
場所:東京海洋大学
期日:3月30日
http://www.gakkai-web.net/gakkai/jsfs/kaikoku/sympo.html


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火曜日, 3月 20

学位授与式


月曜日は学位授与式。


F川君がめでたく学位取得。なかなか熱いものがこみあげてきました。古くは一緒に対馬海峡で漁船に揺られたことや、最近では台湾にロガーを取り付けに行き、シイラが捕れずに焦ったことや、いろいろなことを思い出しました。


おめでとうございます。
もう時間的な縛りがなく研究できますので、新しいことにどんどんチャレンジしてください。応援できるところは応援します。
春から台湾に一緒に行こう!


春の水産学会のシンポジウムの情報のせておきますね。参加は自由です!
シンポジウム「漁業資源の繁殖特性研究-飼育実験とバイオロギングによる新たな展開」
場所:東京海洋大学
期日:3月30日
http://www.gakkai-web.net/gakkai/jsfs/kaikoku/sympo.html


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水曜日, 3月 14

東京セミナー:その後


3月1日に開催した長崎大学・海洋環境科学情報発信シリーズ
「東シナ海の科学」第1回東京セミナー~水産と環境の復興に向けて~
は、おかげさまで120名以上の参加者に来場いただき、盛会でした。

当日のセミナーの様子を、水産経済新聞社のI本さんが記事にしてくださいましたので、載せておきます。なかなかうまい具合に記していただいたなと。
ありがとうございました。














いよいよ卒業のシーズンになりましたが、月末には学会が控えています。


春の水産学会のシンポジウムの情報のせておきますね。参加は自由です!
シンポジウム「漁業資源の繁殖特性研究-飼育実験とバイオロギングによる新たな展開」
場所:東京海洋大学
期日:3月30日
http://www.gakkai-web.net/gakkai/jsfs/kaikoku/sympo.html


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水曜日, 3月 7

マツカワ標識放流調査:福島

マツカワの標識放流調査で、福島県水産試験場(福島県いわき市小名浜)に出張。震災からほぼ一年経ちますが、小名浜は順調に復興が進んでいるようです。原発の影響もあり、漁業の再開は見込みが立たない情勢ですが、町は復旧が進んでいるように伺えました。

漁業が再開していないので、標識取り付けようの個体の確保は、傭船調査と茨城県から活魚を購入して集めて頂きました(W田さん、大変お世話になりました)。合計39個体にデータロガー取り付け。明日、福島水試の調査船で沖まで運び放流です。


小名浜の放射線量はほとんど震災前のレベルに戻っています。
「環境水族館・アクアマリンふくしま」はすでに再開しています。
http://www.marine.fks.ed.jp/
どうぞ、みなさん、福島へ!!










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土曜日, 3月 3

東京セミナー終了


3月1日に都道府県会館にて、長崎大学環境セミナーを開催。
私とN田先生、S矢野先生で登壇。
N田先生のトークはさすがだった。論点が整理されており、それを支持する情報も明快で、とても心地が良かった聞いていて。S矢野先生のトークはなかなかラジカルなもので、会場からの反論も相次ぎ、ある意味、強い印象を残したのだと思う。
さて、私であるが、結果的にはまずまず。トーク自体は、ちょっと緊張もあった。メッセージは残せたと思う。最後の会場からの質疑は私に対して集中したところもあったので、そういう意味では成功かと。

会場には100名を超える聴衆を集めることができ、日経BPとF尾先生に、厚くお礼申し上げます。






前日は科学博物館で開催中のバイオロギング展に行ってきた。なかなか良くできた企画展でありました。
我が社の宣伝も見つけてご満悦。でも、意外に小さいのね(苦笑)













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火曜日, 2月 28

卒論発表会


今日は卒論発表会でした。
我が社からは、3名の学生さんが発表。

昨日は夜遅くまで発表練習をしていた模様。少し様子を見に伺ったときには、W君の順番だったようで、IさんとKさんが質問を浴びせて本番さながらの質疑の練習中でした。その様子を見て、私はいたく感動して、邪魔にならないように早々に退散したのでした。

自主的に取り組めることがすばらしいと思います。いわれてやるより、効果は大きいです。

卒論発表会なんて他人事ですが、なぜか緊張します(意外といいやつです)。

とにかくお疲れ様でした。

上から、Iさん、Kさん、W君の発表です。
























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月曜日, 2月 27

イベント情報


3月に予定しているイベント情報をまとめておきますね

1)長崎大学・海洋環境科学情報発信シリーズ
「東シナ海の科学」第1回東京セミナー~水産と環境の復興に向けて~


日 時:2012年3月1日(木) 13:30~16:30  開場13:00
会 場:都道府県会館 402号室(東京都千代田区平河町2-6-3)
受講料:無料(事前登録制)
【プログラム】
講演1:「海の環境を保全することの意味~東シナ海、そして東北沿岸~」
   中田 英昭(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科長)
講演2:「食と環境の安全性を考える~化学物質の海洋生物への蓄積と次世代生産に与える影響~」
   征矢野 清(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
   附属環東シナ海環境資源研究センター長)
講演3:「バイオロギング技術を利用して復興を!:動物視線で東北沿海の環境をモニタリングする」
   河邊 玲 (長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
   附属環東シナ海環境資源研究センター准教授)
◆◆◆お申込はこちら
       http://mg.jimu.nagasaki-u.ac.jp/smart/eq.asp?U=3006000007007047168




2) 「バイオロギング~動物目線の行動学」を開催中です。

企画展 動物目線の行動学 バイオロギング Bio-logging science:studing behavior from the animail's viewporint 写真 Copyright Yoko Mitani, Tomoko Narazaki, Ken Yoda








期間 2011年12月23日(金・祝)~2012年3月4日(日)
会場 日本館1階企画展示室
休館日 毎週月曜日・12月28日(水)~1月1日(日)・1月10日(火)
ただし12月26日(月)、1月2日(月・休)、1月9日(月・祝)は開館
開館時間 午前9時~午後5時
※入館は閉館時刻の30分前まで
入館料 常設展示入館料のみでご覧いただけます。
一般・大学生:600円(団体300円)
高校生以下および65歳以上無料
※団体は20名以上
主催 国立科学博物館、東京大学大気海洋研究所
共催 日本バイオロギング研究会、北海道大学大学院獣医学研究科、
国立極地研究所、京都大学野生動物研究センター、
福山大学生命工学部海洋生物科学科
お問い合わせ ハローダイヤル 03-5777-8600


バイオロギング研究を進めているゾーンでは、私の研究室のパネルも展示されています。






3)シンポジウム「漁業資源の繁殖特性研究-飼育実験とバイオロギングによる新たな展開」


平成24年度日本水産学会春季大会のシンポジウム。
参加は自由です!
場所:東京海洋大学
期日:3月30日
http://www.gakkai-web.net/gakkai/jsfs/kaikoku/sympo.html



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金曜日, 2月 17

長崎大学・海洋環境科学情報発信シリーズ「東シナ海の科学」第1回東京セミナー~水産と環境の復興に向けて~

長崎大学・海洋環境科学情報発信シリーズ
「東シナ海の科学」第1回東京セミナー~水産と環境の復興に向けて~

日 時:2012年3月1日(木) 13:30~16:30  開場13:00
会 場:都道府県会館 402号室(東京都千代田区平河町2-6-3)
受講料:無料(事前登録制)
【プログラム】
講演1:「海の環境を保全することの意味~東シナ海、そして東北沿岸~」
   中田 英昭(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科長)
講演2:「食と環境の安全性を考える~化学物質の海洋生物への蓄積と次世代生産に与える影響~」
   征矢野 清(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
   附属環東シナ海環境資源研究センター長)
講演3:「バイオロギング技術を利用して復興を!:動物視線で東北沿海の環境をモニタリングする」
   河邊 玲 (長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
   附属環東シナ海環境資源研究センター准教授)
◆◆◆お申込はこちら
       http://mg.jimu.nagasaki-u.ac.jp/smart/eq.asp?U=3006000007007047168




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水曜日, 2月 15

新しい博士が誕生


本日、S志郎君が博士になりました。彼の4年生からの成長はすばらしく、何よりも研究を楽しんでやっていることが私にとってもうれしいことでした。最後はだいぶ苦労したけどね。おめでとう、博士!

春の水産学会のシンポジウムの情報のせておきますね。参加は自由です!
シンポジウム「漁業資源の繁殖特性研究-飼育実験とバイオロギングによる新たな展開」
場所:東京海洋大学
期日:3月30日
http://www.gakkai-web.net/gakkai/jsfs/kaikoku/sympo.html


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月曜日, 2月 13

バイオロギング~動物目線の行動学


東京・上野の国立科学博物館で企画展、「バイオロギング~動物目線の行動学」を開催中です。

企画展 動物目線の行動学 バイオロギング Bio-logging science:studing behavior from the animail's viewporint 写真 Copyright Yoko Mitani, Tomoko Narazaki, Ken Yoda









期間 2011年12月23日(金・祝)~2012年3月4日(日)
会場 日本館1階企画展示室
休館日 毎週月曜日・12月28日(水)~1月1日(日)・1月10日(火)
ただし12月26日(月)、1月2日(月・休)、1月9日(月・祝)は開館
開館時間 午前9時~午後5時
※入館は閉館時刻の30分前まで
入館料 常設展示入館料のみでご覧いただけます。
一般・大学生:600円(団体300円)
高校生以下および65歳以上無料
※団体は20名以上
主催 国立科学博物館、東京大学大気海洋研究所
共催 日本バイオロギング研究会、北海道大学大学院獣医学研究科、
国立極地研究所、京都大学野生動物研究センター、
福山大学生命工学部海洋生物科学科
お問い合わせ ハローダイヤル 03-5777-8600




バイオロギング研究を進めているゾーンでは、私の研究室のパネルも展示されています。

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土曜日, 2月 11

会議終了


海洋大で午前から会議。K島先生も会議に出席されていました。会議の後はスタバでコーヒー飲んでいろいろとたわいもないことを語りました。早めに空港に行き、ラウンジで仕事。

春の水産学会のシンポジウムの情報のせておきますね。参加は自由です!
シンポジウム「漁業資源の繁殖特性研究-飼育実験とバイオロギングによる新たな展開」
場所:東京海洋大学
期日:3月30日
http://www.gakkai-web.net/gakkai/jsfs/kaikoku/sympo.html

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金曜日, 2月 10

卒論発表会の要旨終了


卒論発表会の要旨は今日が提出〆切。3人とも無事に間に合いました(良かった)。彼らにもう少し時間を取って上げられると良かった。申し訳ないです。

今晩から上京。明日は海洋大で午前から会議。夕方の便で長崎に帰ります。今晩は夜なべ仕事。辛いのう。

春の水産学会のシンポジウムの情報のせておきますね。参加は自由です!
シンポジウム「漁業資源の繁殖特性研究-飼育実験とバイオロギングによる新たな展開」
場所:東京海洋大学
期日:3月30日
http://www.gakkai-web.net/gakkai/jsfs/kaikoku/sympo.html

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火曜日, 2月 7

卒論発表会の要旨と格闘中


今週末が卒論発表会の要旨の〆切なので、学生さん達はどんどん要旨の草稿を送ってきてくれます。それらを添削してコメント返します。すると彼らはそれに応えて修正して、また送ってくるわけです。野球で言うと、先攻・後攻で攻め合いの様相です。

春の水産学会ではマツカワの産卵生態調査の研究成果をK場さん、W田さん、そして長崎大で共同で発表することになりました。5つの発表演題を続けて報告することになりそうです。私自身の発表が一番解析が進んでおらず不安です(笑)
また、学会開催中にはシンポジウムも企画しています。3月30日に1日かけてやります。ご都合のつく方は是非参加下さい。

シンポジウム「漁業資源の繁殖特性研究-飼育実験とバイオロギングによる新たな展開」
場所:東京海洋大学
期日:3月30日
http://www.gakkai-web.net/gakkai/jsfs/kaikoku/sympo.html

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日曜日, 2月 5

博士論文提出


S志郎が、金曜に博士論文を提出しました。まだまだ突っ込みどころ満載ですが、これで最終的な審査に臨むこと二なりますね。

総合考察とはなんぞや。教員がこんなことを言ってはならないのだと思いますが、私自身があまりよくわかっていないですね。教えてもらいたいです。

博士論文から卒業論文へ移行しつつあります

学振からのうれしい知らせは、台湾のRiyarさんを来年度、招聘できることになったことです。


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火曜日, 1月 31

学位審査会終了


S志郎の博士論文審査会、昨日、終了しました。1月に入ってから体調不良に陥り、当初は審査会に臨めるのか心配しましたが、プレゼン上手の彼はなんとか乗り切りました。
うれしかったのは、彼の学位審査会に数多くの先生方が参加して下さったこと。この場を借りて、お礼申し上げます。12名ほどの先生が参集して下さったでしょうか。彼のトーク自体が突っ込みどころ満載だったこともあり、講演後の質疑は大変活発でした。論文提出までもうひとがんばり…

私の方がずいぶんと疲れが出ています(涙)怒濤、混乱の2012年1月が終了。

学振からうれしい知らせが!


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日曜日, 1月 29

バイオロギング~動物目線の行動学




東京・上野の国立科学博物館で企画展、「バイオロギング~動物目線の行動学」を開催中です。

企画展 動物目線の行動学 バイオロギング Bio-logging science:studing behavior from the animail's viewporint 写真 Copyright Yoko Mitani, Tomoko Narazaki, Ken Yoda









期間 2011年12月23日(金・祝)~2012年3月4日(日)
会場 日本館1階企画展示室
休館日 毎週月曜日・12月28日(水)~1月1日(日)・1月10日(火)
ただし12月26日(月)、1月2日(月・休)、1月9日(月・祝)は開館
開館時間 午前9時~午後5時
※入館は閉館時刻の30分前まで
入館料 常設展示入館料のみでご覧いただけます。
一般・大学生:600円(団体300円)
高校生以下および65歳以上無料
※団体は20名以上
主催 国立科学博物館、東京大学大気海洋研究所
共催 日本バイオロギング研究会、北海道大学大学院獣医学研究科、
国立極地研究所、京都大学野生動物研究センター、
福山大学生命工学部海洋生物科学科
お問い合わせ ハローダイヤル 03-5777-8600




バイオロギング研究を進めているゾーンでは、私の研究室のパネルも展示されています。

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土曜日, 1月 28

マツカワ研究推進会議


ほぼ朝まで会議の準備(自分のプレゼン)に時間を費やし、朝からは学生達と会議の会場を設営。寝ていないので辛かった。A木さん、研究室の学生達には大変お世話になりました。どうもありがとう。

会議は大変興味深かった。広域の漁獲情報に基づく分布マップと生殖腺の性状の変化(北海道と東北海域)、バイオロギングによる個体単位の回遊特性。それに生殖生理学的なメカニズム、最後には漁業管理の方策。まさに入口から出口まで、分厚い仕事だと思う。
POと外部評価委員の評価も大変良く、来年度に向けて、モチベーションも上がった。解析に従事してくれた学生達のがんばりにも敬意を表したい。

疲れたけど、充実した。濃密な1日だった。




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金曜日, 1月 27

修論発表会終了


日付が変わっているから昨日のことだな。修論発表会だった。我が社からはK又さんが発表。忙しくて、発表練習は一度しかつきあえなかったが、自分の言葉で話し(理解の乏しい科学用語を使わずという意味)、よいトークだったように思う。質問に対する答えはいまいち。これは一朝一夕にはなんともならないからまあ仕方なし。

今日はマツカワの会議。さっき、ようやく準備が終わった。水産学会の要旨も先ほど送り、エントリー完了。疲れた、本当に。




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火曜日, 1月 24

今週が最初の山場?


日曜はK田さんと打合せ。いろいろと突破しなければならない問題はあるもののうまく進めたいところ。1+1=3になるような仕事にしたい。
月曜はK又さんの修論の発表練習。最後(くらい)は自分でよく考えて進めればいいと思った。自分の言葉で自分の知識をベースにしてつたなくても話すことが大事だということに気がついて欲しい。

週末のマツカワの会議は迫っているし、水産学会の要旨の〆切も近い。明日中にどちらも目処をつけたいが。頑張るべし。




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金曜日, 1月 20

解析中


マツカワの解析している。解析のアイデアはまずまずと思うのだが、うまくいく個体、ちょっとよく分からない個体、両方ある。どうしようか。春の学会用の解析なので、来週中盤あたりがリミット。


S志郎の博士論文との格闘も一段落。日曜にはK田さんが来るので、東北での調査の打ち合わせ。




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火曜日, 1月 17

毒論


タイトルに書いたとおりまさに全身に毒が回っている状態か(笑)


S志郎の博士論文と格闘中。明日は副査の先生方への提出日なので。今日は少し早く帰れそう。




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月曜日, 1月 16

論文の査読結果


11月にY田君が筆頭著者で投稿していた論文の査読結果が戻ってきた。結果はMajor revise。しかし、2名のレビュアのコメントはとてもポジティブで、「もっと良いイントロにして結果が映えるをようにすべきだ!」とのコメント。それゆえにイントロが気に入らないから書き直せと(苦笑)。結果的に大手術になるのだが、一山越えた感じはあります。この論文、内容がかなり新しくそれなりのインパクトもあるので、一昨年から何誌かにチャレンジしてきた労作。これを出してしまって、仕事としては次のフェーズに行きたい。

S志郎の博士論文もそろそろ天王山(古い表現)。もう、一踏ん張りです。すでに何度も踏ん張っていると思うが。




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木曜日, 1月 12

台湾から戻る



台湾ではG先生、U先生とそれぞれ50分の講義を行った。講義とセミナーの間くらいかな。大学院の学生なのは良かったのだが、全て食品科学専攻の学生さんだったようで、我々3名の内容とは完全にミスマッチ。次回に向けて事前の打ち合わせの大事さを痛感。しかも、台湾は春節の前(つまりお正月前で)、さらに悪いことに学生の定期試験の期間と重なった。

私以外のお二人は英語が堪能で講義の経験は私より浅いにもかかわらず、すばらしい講義経ったように思う。私にとって、英語の壁はまだまだ高い。

台湾海洋大学の先生方には大変お世話になりました。また、Riyarさんも忙しいところ講義にまで参加してもらい、ありがたいことでした。






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日曜日, 1月 8

明日から台湾出張


明日から台湾出張。大学間交流を進めている台湾海洋大学の大学院生向けに講義をやるのが主な用向き。私とU澤さんとGさんがそれぞれ50分の講義をやる。まあ、来年度以降の本格的な開催に向けて試行みたいなもの。

現地ではFRI(水産試験所)のRiyarさんと再開予定。私のところに留学を考えている彼の元教え子とも面談予定。5年一貫制の専攻を受けるにふさわしい方だと良いのだが。Riyarさんとは来年度以降も共同研究を進める予定であるので、その打合せも行う。台湾東部の外洋域で、シイラ、バショウカジキなどから行動データを取得したいところである。科研が採択されるといいのだが。

昨晩は講義の準備で午前様。午後から諏訪神社へ初詣(遅すぎ)。おみくじをひいてみた。長男、次男はなんと「大吉」。夫婦は「末吉」。健康に留意して、今年を充実させたい。



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火曜日, 1月 3

寝正月…


年末から風邪をひき、鼻炎がひどく鼻水だらだら。終わっていない年賀状作りもあり、ほとんど家で過ごす。要するに寝正月だな。


明日は仕事始め、新年早々、やること満載。まずはS志郎君の毒論の草稿と格闘となる。来週は台湾に出張。久々にRiyarさんとの再会が楽しみ。


去年ブログの投稿数はちょうど100。2006年の開始以来、年々更新頻度は下がっているが、続けようと思う。もう少しアカデミックに回帰させるとするか。プライベートはFBで。棲み分けはできつつある。
(こっちにはつけ麺は載せないようにしています…苦笑)



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