水曜日, 5月 15

海洋生産管理学実験Ⅰ:データロガーで遊泳速度を測定


月曜と火曜は、2年生の海洋生産管理学コースの学生さん相手に実験をやりました。加速度を測定できるロガーを魚に取り付けて、尾びれの振動数を測定、モデルから遊泳速度を推定してみようという実験です。初日は、魚類の遊泳運動についての講義をやってから、ロガーを設定し、魚に取り付ける準備をして、装着作業をやりました。例年、ロガーは外部に装着していたのですが、今年はお腹を切開して小型の加速度ロガーを腹腔内に挿入して縫合し、腹腔内温度と加速度の両方の記録に挑戦してみました。もちろん、学生さんたちは生きた魚にロガーを取り付けるのも麻酔をするのも初めての作業。キャーキャー、わーわー、いいながら楽しんで進めてもらえました。(上の画像では、マダイに麻酔を施している最中です!)
魚は、ブリ・ヒラメ・マダイを使いました。各班ごとに好きな魚で実験してもらいました。

ロガーをつけた魚を大型の水槽に放し、1昼夜、行動を測定しました。翌日、今度は標識を取り付けた魚を水槽から取り上げて、ロガーを外し、データの読み出し作業。ブリはもちろん良く泳いでいましたが、ヒラメもマダイもなかなか興味深いデータを取得できました。

再来週の火曜日に今度は解析作業です!

学生の皆さん、お疲れ様でした。
実験のアシスタントをしてくれた、F川さん、W辺さん、K野さん、H君、K君、どうもありがとう。


↓応援してください。
人気ブログランキングへ