月曜日, 8月 14



土曜日,発信器を装着したイセエビを崎戸沖合の禁漁区に放流しました.追跡実験の開始です.目的は,抱卵雌個体の幼生ふ出(放卵)のタイミングと場所を知ること.抱卵中と放卵後に移動様式,活動パターンが変わるかどうかを検討します.放流前にトラブルがありましたが,なんとか無事,放流に成功しました(画像は,放流前の実験個体).調査海域に係留型の受信機を14台イセエビの巣穴が多く滞留しそうな瀬,隠れる場所がほとんど無い砂地等に設置しました.夕方の放流直後から,翌朝まで追跡型の受信機を漁船に取り付けて,イセエビの移動を追跡しました.抱卵雌は巣穴に隠れて,信号を記録できず.これは予想通りの結果.雄個体は,放流地点から少し移動していました.朝まで,断続的に信号が記録できました.

朝までの調査,久しぶりで眠かったですね.日曜は,ほとんど寝て過ごしてしまいました.

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