金曜日, 1月 26

昨晩,オーストラリアのF岡さんからタグの回収状況について電話で確認.やはり,切り離し装置の誤作動ではなくて,魚から何らかの原因でタグが脱落して浮上した模様.回収できたのはよかったですが,設定した時間,記録されないのは問題です.記録型標識・アルゴス送信機・電波発信器,それにタイマー式切り離し装置を浮力材に組み込んだシステムなので,どうしてもデバイスは大型になってしまいます.マグロは高速遊泳するので,当初の予想よりも流体力が大きく,どうもタグを体に固定するために打ち込んでいるケーブルに加重がかかっているようです.ケーブルが切れていたとのF岡さんからの報告.タグのデザインは次のバージョンを検討しなければならないですね.

しかし,タグが浮上するまでの18時間については無事データが取得されていました.ミナミマグロでは鉛直遊泳に関する昼夜にまたがるデータを初めて取得できました.データを見るのが楽しみです.F岡さんの帰国を待ちましょう.

今日はM原君の修論発表練習です.

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