月曜日, 11月 27

明日からオーストラリアにミナミマグロの標識放流調査で遠征します。調査海域は南西海域。どう説明したらいいですかね…パースから南に下がって、左下の角を右に(つまり東に)回ってすぐのところです。ここはミナミマグロの1才魚が夏を過ごす海域として知られた場所です。(クロマグロでいうと、対馬海峡にあたりますね。こちらは‘越冬場’になりますが)100個体ほど捕獲して、発信器を装着して放流。受信範囲内に出現した魚のIDと滞在時間を自動で記録する受信機を70台沈めて、来年5月まで(南半球の秋までですね)モニタリングします。この調査、今年で5年目です。

この海域、南氷洋から陸がないこともあって、終始南からの冷たい風と周期の長い大きなうねりに悩まされます。船に弱い私にとってまさに‘天敵’の海域です。マグロはトローリングもしくはカツオの一本釣りのような方法で捕獲します。マグロ以外にもハガツオ、ヒラマサ、オーストラリアサーモン(サケ科でない)など多様な魚に出会えます。

12/14に帰国しますが、それまでブログは更新できません。
帰国後、画像交えて、調査の様子報告しますね。

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