土曜日, 3月 17

火曜日以降の話を少し.(対馬調査の続きですね)

月曜にロガーを取り付けて生け簀の中に放した魚を翌日午後に取り上げました.胸鰭の基部に取り付けたセンサーは固定された状態で保持されていましたが,鰭に取り付けた磁石は脱落していました(2個体とも).Y村さん宅でデータの読み出しをしてみました.磁石脱落までの数時間でしたが,鰭の開閉運動が記録できていました.装着方法はかなり改良の余地がありますが,ロガーの性能は確認できました.

翌水曜日,早朝から(3:30)K葉さんに船を出して頂き,マグロの標識放流調査に出ました.目指す場所は七里が曽根.対馬海峡東水道で有名な曽根です.5時前に漁場に着いて,5時半から投縄開始.8時半から揚縄開始.獲れるのはブリ、マダイ、それに大型のヒラメ(7kg)などでした。待てどもクロマグロはあがってきません。11時前に揚縄終了。予想していたことでしたが、クロマグロは獲れませんでした。T村さん、初めての漁船での調査だったそうですが、少し船酔いはあったようですが、なんとか乗り切りました。帰路、K葉さんと今後の調査計画を相談。ある程度まとまって漁獲され始めて連絡をもらってから標識放流に再挑戦することに。次は4月上旬の予定です。
帰港後、ブリ・マダイをいただくことに。K大に送って、私の分は手みやげとしました。しかし、10kgのブリと3kg程度のマダイ4尾はとても重かったですね。K葉さんらと皆でその日に水揚げしたブリ、マダイ、ヒラメの刺身を舌鼓してから、最終便で長崎に帰還。長崎行きのボンバルディア機から無事車輪も出て、胴体着陸は免れました(笑)

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